楽しい話 26

人 魚 姫



病院はあれだ、待合室にいろんな本がありますな。

暇つぶしに読んでいると、隣にどっかのお母さんと女の子がやってきた。

子供は人魚姫の絵本を持ってきて読書。

活字離れが進む世の中で、この様に幼き頃から文字に親しむのは良いことです。 同人屋にさえ育たなければ。

そしてそのマミーはというと、キーホルダーのテトリスにむ・ちゅ・う・♪

いや、他人の親子さんなので別にかまわんが、少女の読書する声は耳に入ってくるわけだ。

こども「おかあさん、これ、なーに???」

そう言いながら彼女は絵本をちいさな指で指し示した。

・・・・・人魚姫の魔女だった。(盗み見するな、お前)

だがマミーはテトリスに夢中で絵を見ずにお答えあそばされた。

マミー「ワルモノ!

まあ、あたらずとも遠からじなんだが・・・・人魚姫の魔女は願いの代償として声をもらったのであってあれは正式な商談であて、公正取引委員会にはひっかからんから悪者じゃない。

しかし、少女は雨にもマケズ、それにもメゲズ、またもやマミーに聞いてきた。

こども「これなーに?」

マミー「ワルモノ!!

・・・・・・・それは王子様だ、お嬢ちゃん。

こども「じゃあ、これは??」

マミー「ワルモノ!!!

・・・・・・・それは人魚姫だ、お嬢ちゃん。

こども「じゃあ、これ・・・・」

3度目の彼女の質問は、マミーの高らかな宣言でさえぎられた。

マミー「そこにいるのは全部ワルモノ!!

登場人物全員極悪人の人魚姫!?(゜ロ ゜;)

どんなんじゃ、そりゃ!!(床ばしばし!)

テトリス中断して見てやれよ、マミー(爆)

でないと君のお子さんは、人魚姫のお話正義の定義歪んだまま定着するぞ。

それにしても作者のアンデルセン・・・・浮かばれず、草葉の陰で落涙しているに違いない。

合掌。(謎)