成21年7月5日(日) 小雨のち晴れ 参加者11名
当会が得意とする五頭山塊の沢遡行である。裏五頭は表と比べて難しい沢が多い。
淀ガ沢遡行は13年ぶりとなる。この間沢がどのくらい変化したかの確認もしたかった。
6時半、以前は林道からの堰堤用の工事道から入渓したが、今回は中ノ沢キャンプ場から
直接入渓した。直ぐに大堰堤となり、この巻に30分以上かかった。割と悪い巻きになった。
三階滝は水量が多く巻くことにした。その後以前は無かった新しい堰堤が二つあり、新しい
堰堤用の工事道が新設されていた。ここからの入渓が楽かも知れない。
新しい堰堤のせいか以前よりゴーロ歩きが少ないように思えた。霧滝を巻いたが以前より
足場が悪くなっていた。曲がり滝を越えて淀ガ沢出合である。時々雨が当たった。順調に遡行を
つつけ、印象的な三角形のピラミット滝を越えると問題のゴルジュの入り口となる。
このゴリュジユ帯は最初と最後に大きな滝落ちている。右岸は岩ぽく樹木が無く悪い。左岸の
細尾根に上がるしかルートは無い。以前2回の遡行時には無理やり壁みたいな所をロープを引
いて登った。今回は少し下がって尾根の付け根から取り付くことにした。慎重にロープ設定をして
11人を尾根上に導いた。ここしか登るところが無かったが、やはり悪い場所があった。この痩せ
尾根から20mと15mの二段懸垂下降した。藪がうるさく時間が掛かった。全員が巻き終わるまで
1時間以上かかった。ゴリュジユ帯の中は滝が連続し面白い。トップはあらゆる技術を駆使して
登っていく。この沢一番の腕の見せ所である。ゴルジュ帯ガ右に大きく曲がると15mの滝が行く
手をさいぎっている。途中までは登れそうだが上部はまるっきり手がかりがなさそうである。少し
下がって急尾根から巻にはいる。12時、この滝上でお昼にした。
この先に13mの明るく大きなナメ滝が現れる。これがおきな滝としては最後である。長く流れ落
ちる滑り台のような所をトップは慎重に登った。その左側は二段の緩い斜面でそこを登った。長い
遡行で疲れが出ていた。無理はしなかった。これ以降小滝がつづき楽しませてくれる。中々高度
が上がらない。枝沢を幾つか分け水が枯れると急尾根を行くことになる。中にか急な藪が続く。
腕力が頼りで、手を離すと転げ落ちそうな場所が続きく。禿げたザレに出ないように藪の濃い場所
を目指して登る。笹薮が出て、斜度が緩くなると尾根は近い。30程の急藪登りで登山道に出た。
きつかつた。この詰めとゴルジュの巻きがこの沢の入渓を避けさしていた。今回は経験豊富な
リーダー陣の適切なリードで問題なく無事遡行できた。遡行時間8時間半、下山2時間。みんな
頑張った。苦労よりも、やり遂げた満足の方が大きかった。
これもみんなリーダーのおかげです。そして、みなさんのおかげです。