平成21年3月1日(日) 晴れ 参加者13名
鳥屋森山と聞いて分かる人はめったにいないと思う。ましてやその先のサムサ峰と
なるとなおさらである。飯豊連峰の端山で西会津町の鏡山の登山口の弥生集落の
反対側の山である。国土地理院の2.5万地図には鳥屋森山の記名はある。今回の
リーダーはとにかく「人の知らない山を会山行にしよう」と調べに調べつくして選んだ
山である。他の人達が知らないのも当然である。
下見偵察は念入りに行われた。晩秋の林道偵察と、一週間前の尾根2つの実地
偵察を行った。そのおかげで一番良いルートを設定できた。この山を登るのにはベスト
ルートといっても良い。今回の周回コースは鳥屋森山からサムサ峰へと進み、雪で埋
まった沢の上部を乗り越え、稜線に復帰後に別の尾根から車へ戻った。幸い天候に
助けられ、飯豊連峰を目の前にしてた静かな山を存分に歩き回る事ができた。
弥生集落入り口の橋脇の広いスペースに車をとめた。道の反対側の尾根に取り付く。
最初は藪ぽいが登るにつれ積雪も増え、歩きやすくなってくる。途中の林道を横切り
高度を上げていくと大日岳が真っ白に輝いていた。 この尾根には赤布、テープ等の
は人工物は皆無だった。稜線に近づくにつれ尾根は大きくなり大きく広がる雪田と
雄大なブナ林が続いていた。稜線上のブナの大木には古い切り付けも確認できた。
鳥屋森山山頂はうっかりすると通り過ぎるほど平たく特徴が無い。少し下がると飯豊
本山の稜線が雄大広がっていた。展望は最高である。続いてサムサ峰へと足を進める。
小高いサムサ峰も展望は最高だった。ここで大天蓋を設営してお昼にした。
帰路はサムサ峰の先から沢へ下り、雪に埋まった沢を渡り登り直して稜線上に出た。
この沢筋のブナ林もすばらしかった。周回コースと言う事で登って来た尾根の二つ隣の
尾根を下った。この尾根には切跡がはっきりと確認できた。最後は急な細尾根で注意が
必要だった。ドンピシャで車の前に出た。
道の無い誰も登っていない山を思い通りにトレースをつけてきた。山頂は思った以上に
雄大なブナ林がつつき、飯豊連峰の展望は最高だった。ランタン会らしい素晴らしい
会山行になった。