蒜場山・荷上げ

          平成20年11月16日(日)曇り時々小雨  参加者30名

    今度の冬山合宿は蒜場山である。そのための荷上げである。中高年の我々は体力が若い人達よりも
   劣る、それをカバーするために前もって保存の利く食料やガスを幕営予定地にデポしておく。登山道
   の近くに置くことが多いので一般登山者が来なくなる晩秋に行われることが多い。そのため天候の不
   安定な日が多い。今回も例外ではなかった。
    曇天のなか加治川ダムに30名ものメンバーが集まってくれた。ダムの管理事務所の管理人に挨拶し
   て出発。「わざわざ、こんな日に山に登らなくても」とあきれながらも見送ってくれた。ダムは色と
   りどりの雨具の列ができていた。重い荷物を担いでの急登りは汗が噴出す。15分ほどで服を一枚脱ぐ。
   順調に進んでいく。岩場の細尾根も難なく通過。左に俎倉山が見えてくる。今回の合宿はダムからの
   隊と俎倉山からの縦走してくる二隊構成である。ここからは俎倉山は近くに見えたが、果たして本番
   はどうなるのか?今年の雪の積雪量は?期待と不安が交差する。
    蒜場山は皆が登りなれた山だ。現在の登山道が完成する前から登ってきた。それだけに愛着もある
   山だ。にぎやかに思い出話をしながらも登っていく。急登りで岩岳のピーク、俎倉山への尾根は相変
   わらず藪みたいだ。少し下って今回の予定地のブナ林に到着。早速荷上品の設置にかかる。
   手馴れたものでアット言う間に終わった。ビニールシートに囲まれた一斗缶達はお正月まで眠りにつ
   く。我々の夢の玉手箱である。 焚き火を囲んでお昼にした。メンバーの一部は山頂へと向かった。
    残りのメンバーはしばし焚き火を楽しんだのち、雨の来ないうちに下山した。岩岳から振り返った
   蒜場山は山頂が雲にかすみ、山の奥深さが一期は際立って見えた。我々は心配したほど濡れることも
   無く、早々と下山した。やることはやった、後は体調を整えて本番を迎えるだけである。
   本番では蒜場山は我々にどんな顔を見せてくれるのか?不安でもありる楽しみでもある。
細尾根を慎重に重荷を背負って隊はき続く
俎倉山を望んでブナ林で荷上品
焚き火を囲んで山頂を振り返って