大鳥屋岳 (山形県境)

        平成19年10月28日(日) 曇り〜晴れ  参加者20名

    年間計画では石黒山でしたが「もう少し変わったところを紹介したい」との事で大鳥屋岳
   に変更した。大鳥屋岳と言ってすぐ分かる人はどのぐらいいるだろうか?朝日スーパー 
   林道の県境上の山である。今回は「県境線に沿って歩きたい」とのリーダーの意向で登山口は
   山形県との県境とした。

    朝日スーパー林道は途中で通行止めのため、高根経由で県境に向かった。
   登山開始は無理やりコンクリート壁の横をよじ登っての出発である。急登りを経て尾根上に出る、
   道形はあるが藪がうるさい。進むにつれ道形ははっきりしているが枝か伸び放題でナタと鋸を
   フル動員して進む。ラストは帰路の確保のためのテープ付けに余念が無い。実際に帰路は
   この作業のおかげで随分助けられた。
    この山の紅葉は黄色の葉が多かった。20名の隊列であるが藪で列が見えない。前に3名、
   後ろに3名を確認するのがやつとである。地図上の県境線の破線に沿って進むが、地図上の
   破線は途中が空白になっている。なんと県境が決定していないからだと言う。良く地図を調べると
   新潟県境にはこういった箇所が数箇所あると言う。ビックリである。
    途中の台地上の小広場を宴会場とし、荷物を軽くして山頂に向かった。道形はあるが相変わらず
   の藪である。馴れてくるとこの藪も風情があっていい。急登を経て尾根上に出る。なだらかな尾根を
   少し行くと三角点だった。三角点を中心に小広場になっていた。ぎゅうぎゅう詰めでやっと集合写真が
   撮れた。展望は藪とガスで余り利かなかった。早々と戻った。藪の下山ではつけてきたピンクの
   標識テープ戸鉈目が役に立った。
    紅葉したブナ林の下りは気持ちよい。全山黄色に染まり、所どころに赤が混じりパレットの上を
   歩いているようだ。一気に下るのがもったいなく、後ろを振り返り振り返りしながらゆっくりと下った。
   小広場の宴会場では大鍋に芋煮が出来ていた。乾杯の後、秋を堪能しながら楽しい一時が
   過ぎていった。下山前にキノコ採りの時間も十分にとり、キノコをお土産に下山した。 

    心配した雨も当たらず。めったに行けない珍しい山で一日遊んだ。山深く贅沢な一時だった。
   登山口の林道から見えた重蔵山と桝形山のシルエットが印象的だった。
山形県境壁をよじ登って藪を行く
山頂にて黄色の紅葉一枚の絵
ブナ林を下る秋真っ盛り重蔵山と桝形山