弥彦山・お滝の沢遡行

                平成19年7月1(日)曇りのち晴れ  参加者13名

    弥彦山の表登山道の左側の沢である。滝が連続し沢登りの練習には最適の沢である。
   初めての人は「まさか弥彦山にこんな滝があるとは」と必ずびっくりする。以前は会山行での
   沢始めはこの沢からと決めていた。それだけにランタン会にとっては馴染み深い沢である。
   最近は行っていない。3年前の台風の影響で倒木が酷く、堆積した倒木に石が絡み、踏み
   つけると石が落ちてくるありさまだった。それ以来しばらくの間は入渓を控えていたが、そろっ
   といい頃だろうと今回の遡行になった。やっとバックグランドに帰ってきた気がした。
    入梅でし天候が心配だった。当日の朝は雨は降っていなかったが、未明の降雨で沢の水量
   は増していた。天候は回復に向かっている。「これ以上の増水は無い」と判断して入渓した。
   最初の滝で普段の3倍の水量があった。大きな倒木2本が不安定に滝にかかっていた。ちょっと
   押したら動いたので、ゆすって落下させた。こんな大木が頭上から落ちてきたら大変である。
   沢は全体に水量が多く登攀レベルは難しくなっていたが、ここ以外に倒木での危険性は無か
   った。
    リーダー陣が適切にリードしていく。人数が多くロープを出すと時間がかかる。1つの滝で
   一人3分掛かっても13人だと40分近く掛かる。ずぶ濡れの体で待っていると体が冷え寒くなって
   くる。じっとマイナスイオンを浴びながら我慢である。大滝では焚き火をして体を温めた。
    大滝では懸垂下降の練習をした。リーダーはプルージックで大滝をずぶ濡れになりながらも
   登攀した。
    ナンダカンダ言いながらも滝を確実にこなしていく。最後゜の難関は黒滝30mて゛ある。手が゛かり
   は確りしているのだが、今回は水量が多く上部の細い場所の水圧がすごい。トップはフリーで突破
   したが、結局ロープを途中から左藪に出した。この藪こぎも岩からみで時間がかかり、結構苦労した。
   でも良い藪こぎの練習になった。この滝を巻いたのは初めてだった。ケースバイケースの対応だった。
    最後の8m階段状ナメは堆積した小枝が各所にたまり登り難かった。この場所は結構綺麗で一揆
   に駆け上がる場所だっただけに残念だった。この辺にまだ倒木の影響が残っているようだ。
    詰めはNHKの電波塔と「奥の院」の奥のNST電波塔に出る2ルートがある。今回はNHK側に出た。
   このルートの藪こぎは予定どうりきっちり20分掛かった。この藪こぎも良いトレーニングになった。
   草原で濡れた体を乾かして、登山道を下山した。
手始めに慎重にロープ確保して
あと少し水量が多い大滝での懸垂下降
大滝登攀滑りやすい赤滝大迫力の黒滝