平成19年5月13日(日)参加者15名 内・登攀者11名
恒例の岩トレであるが、当日の天候だけが心配だった。夜半の小雨は止み雨の心配は無かったが、
角田浜の風は強く飛砂がひどかった。とりあえず角田浜の東屋の斜面での懸垂下降の練習に入った。
時々眼も開けてられない程の砂が舞っていた。ロープのセッティングからエイト環での下降、途中で
の停止方、半マストでの下降と練習した。
この後、意を決してカツタン岩へと移動した。林道は嘘のように風が無かった。上部は相変わらず
時々風が強かったが、飛砂が無いだけましだった。第一岩峰にロープ2本をセットしてトップロープ
での練習に入った。皆さん盛んに挑戦してよい練習になったと思う。登山靴で登攀した人も数名おり
タイシタものである。初心者には経験者が黙っていても教え、確実に技術が伝授されているのがうれ
しかった。隣の尾根の灯台コースは風が強く登る登山者がいなかった、いつもの登山者の列の声援が
無く少しさびしかった。
今回は懸垂下降と登る練習に徹した。短い時間で限られた事しかできなかったが、教えたい事は山
ほどある。自然が相手なだけに色んなケースが存在する。でも、それを一度で覚える事はできない。
一つ一つ経験しながら覚えていくしかない。一番大切なことは「基本に忠実」と言う事。「基本なく
して応用なし」である。ぜひ他のメンバーも自分で安全にロープセットできるようになって欲しい。
道具の進歩や技術の進歩でやり方が以前と異なっている事がある。目まぐるしく色んなことが試さ
れ、改良され変化していく。目の前の新しい事をすぐに追うのではなく、あえて定評のあるやり方を
会のやり方として提供していきたい。ただ、個人的に研究する事は大いに賛成である。カラビナなど
はどんどんと軽い物が出回っているが使い方によっては危険な物もあり、デイジーチェンなどもセル
フビレー用に使うなと書いた物もある。発売当初は利点や便利さだけが強調され、使用者が増えるに
連れ事故例の報告がなされていく。大概の場合は開発者の想定外の使い方による事故が多いようであ
る。その物の特性を良く見極め判断して使っていきたい。