お花見・樋曽山丘陵

           平成18年4月9日(日)曇りのち晴れ 参加者31名

    例年恒例のお花見山行であるが、今回は弥彦山と角田山の間に位置する樋曽山丘陵を舞
   台に行われた。15回連続、弥彦・角田山塊の花々を巡ったことになる。でも、山の花々は
   環境に敏感である。多くの人が歩くだけでも次の年の花の出が少なくなると言う。それ程
   敏感である。そのため我々は同じ山塊でも同じ場所を会場とはしないように努力してき
   た。係りは別の場所と、この山域を調べつくすように歩き回ってくれている。まだまだ
   我々が知らない未知なコースもあるようである。一つの山域をこれだけ広域的に調べ、歩
   くのは面白く興味深い。登れば登るほど山の奥深さを再確認させられている。これから
   も、人と自然との関わり方も勉強していきたい。

    以前は樋曽山丘陵はあまり人が訪れない静かな山域だった。でも最近は多くの登山者が
   訪れる山になり、弥彦から角田への縦走路は多くの人が歩き立派な道となった。そんなな
   か、今回のコースは以前の樋曽山丘陵を思い出すような、ひっそりと人知れない、静かな
   山道をめぐった。いつまでも静かな山道でいてほしいので、あえてここでは詳しいコース
   紹介は御遠慮させていただいた。どうぞ御理解ください。

    新潟からマイクロバスで25名、現地駐車場に7名と総勢31名となった。長期予報では悪
   天候の予想で心配していたが、幸い当日の天候は回復へと向かっていた。今回のコースは
   地元の精通者でないと分からないようなマイナーなコースである。係りは事前に何回も下
   見をして確りと案内してくれた。ありがたいことである。うっかり入ると迷子になりそう
   な踏み跡を行く。早速カタクリの花々が歓迎してくれる。雨上がりのせいで花は開ききっ
   ておらず筆状にすぼんでいた。それでも一面の紫のじゅうたんは見事である。
    日当たりの良い所では山桜の花が一つ二つと咲き始めていた。今回は全体的に雪割り草
   の花数が少なかった。この辺ではもう盛りは過ぎたようである。それでも時々見かける雪
   割草は可憐で美しい。キクザキイチゲが群生しナニワズが黄色い花でアクセントをつけて
   くれる。木陰ではコシノコバイモがヒッソリと咲いている。イカリソウも咲き始めてい
   る。歩くにつれ色々な花々が目を楽しめさせてくれる。カタクリはどこへ行っても群生し
   ていた。足元を見ると小さな赤い丸が目に留まった。何だコレ?と良く見ると出始めのキ
   ノコらしい。チャワンタケらしい。     この後、このキノコは時々見かけた。
    天気もよくなりカタクリの花が開きだした。反り返った紫の花びらは可憐なバレリーナ
   か、イナバウァーか。風にゆれ、一斉に踊りだすカタクリの乱舞は見事である。今日の主
   役はカタクリの花々で決まりだ。
    お昼は当会自慢の大天蓋を張り大鍋で豚汁を煮て、乾杯である。次々に歌が歌われカタ
   クリの丘はのどかに時間が過ぎて行った。今日一日はのんびりとした贅沢な時間を楽しん
   だ。
    故郷の山の良さを再確認し、良いお花見山行だった。また来年が今から楽しみである。
       
スミレサイシン何だ゛コレ?きのこ?ナニワズ
ミスミソウ雑木林を行くコシノコバイモ
キクザキイチゲカタクリ全員集合して