宝蔵山 環状縦走

          平成18年3月11日〜12日 参加者 13名 
                      11日日帰り 6名 別動2名
                      12日日帰り 4名
         11日 上戸倉7:40〜荒沢峰10:40〜烏帽子山11:40
                〜天狗の庭 幕営
         12日 幕営地8:10〜主稜線8:45〜宝蔵山10:40
                〜尼池山10:50ー12:15〜上戸倉13:20

    11日 晴れ
    今回の主な目的は「雪洞」であった。雪山での緊急時には必要な技術であり、そのノウ
   ハウを会でも伝授していきたい。実際に掘ってみて「雪洞に泊まってみたい。雪洞を掘っ
   てみたい。」という希望にも応えたかった。なお、条件によっては雪洞が掘れない場合も
   考慮してテント2張りも持参した。
    周りの 田んぼには厚く雪が積もっていたが、杉林と雑木林の尾根には雪が少なかっ
   た。下部は少し藪ぽかったが登るにつれ雪も現れ、歩きやすくなる。荒沢峰への登りは
   中々の急登である。荒沢峰で別動の2名と合流する。荒沢峰は地元では「戸倉山」という
   そうである。
    荒沢峰からは50m下って、160mの急登りで烏帽子岳である。360度絶好の眺め。縦走
   コースの左には大きく白山。稜線上に遠く小さいのは粟ヶ岳、その左に宝蔵山へと白い山
   並みは続いていた。
    烏帽子岳から少しで二重山稜がありそこが天狗の庭だった。少し時間的にも早いが、積
   雪も4〜5mあり雪洞作りには好条件の場所と判断して幕営地とした。まずテントを2張
   り、それから雪洞作りに入った。雪庇に横穴を掘る。二箇所から掘り出し、中で繋げる。
   入り口は大きめに作り、後で塞ぐ。仕上げは丁寧に天井をドーム状に平らにならす。出っ
   張りがあるとそこから水滴が落ちる。二時間かけて雪洞2つとトイレ用雪洞を2つ作っ
   た。雪洞作りは慣れない体には重労働だったが、立派な雪洞ができた。実際雪洞には初体
   験者も含め5名程が泊った。

    12日 雪
    翌朝は打って変わって悪天候である。風は弱いが小雪が舞い、新雪が20p程積もり、視
   界は20m以下で時々トップが消える。小ピーク毎に位置を確認する。宝蔵〜白山の東西に
   走る尾根は積雪がすごく多い。視界の悪い中GPSで微調整しながら進んだ。前宝蔵から
   少し下って出迎えの4人と合流した。前宝蔵のトラバース尾根は広いミズナラの林だが、
   少し下ると左右の切れた細尾根がつつき、痩せた頂稜を注意して歩く。
    尼池山の少し下で大天蓋をはってお昼とした。ここからは1時間程で下山した。

   一日目は天候良く、今回のテーマだった雪洞作りができ、二日目は小雪で視界も悪くGP
   Sや地図のトレーニングができた。有意義な二日間となった。

荒沢峰にて烏帽子山・宝蔵山五頭・菅名方面
烏帽子山へテン場雪洞作成中
雪洞にて翌日は雪尼池山にて