平成17年11月6日 晴れのち曇り 参加者19名
胎内ヒュッテ前発7:50〜大樽山山頂11:00ー下山13:00
〜胎内ヒュッテ前着15:30
胎内の大樽山は足の松沢をはさんで足の松尾根の隣の山である。尾根はアゴク峰をへて
飯豊の主稜線へと続いている。訪れる人の少ない静かな山である。
胎内ヒュッテ前のゲートを超えてすぐの所が登山口となる。看板も標識も何も無くアス
ファルト道路から藪道へと入る。胎内ヒュッテの真正面の尾根を行くことになる。標識は
無いが道は確りとしている。尾根は雑木林から静かなブナ林へと高度を上げていく。ハツ
メなメンバーはキノコ採わしながら登ってくる。アッとゆう間にビニール袋が膨らんでい
く。これも秋の山の楽しみである。
落ち葉を踏みしめて紅葉の山を行く。カサカサと音をたてて落ち葉が散っていく。確実
に季節は流れていく。残り少ない秋を肌で感じ、心も体も秋色に染まっていく。
所どころ滑りやすい急登りを交えながら920ピークに出る。ここからは遠くに?差岳の小
屋が望める。ここからは細尾根の降りをへて二つのピークを超えて大樽山へと進む。少し
道は藪っぽくなる。足の松尾根、胎内尾根を右に眺めながら登る。
山頂には三角点の脇に石に書かれた大樽山の文字があった。この山で唯一の標識であ
る。杁差岳から門内岳まで飯豊の稜線が広がっている。目の前には鞍部を隔ててアゴク峰
のコブがらくだのコブのように行く手をさえぎっている。その横に見えるのは鉾立か?
山頂の広場は狭いので藪狩をして何とか19名が座れるスペースを作った。途中登山者2
名が登って来たが、我々に遠慮して下山していった。せっかく静かな山に登ってきたの
に、我々のせいで申し訳なかったと思う。
取れたてのキノコをふんだんに入れた大鍋のお汁はおいしかった。2時間の時間もアッ
と言う間に過ぎていった。眺める山々を指差して話は尽きない。名残惜しいが「み山飯豊」
をみんなで合唱してから下山した。
急坂は滑りやすく尻餅をつきながら下山した。雑木林では風に舞う落ち葉が降り積もる
雪のように、音を立てながら一斉に降り注いでいった。まるでメルヘンの世界のようだっ
た。
下山完了後、全員が下山するのを待っていたかのように雨は降り出した。
すごく得をした気がした秋山山行だった。