岩手の名山 七時雨山

         平成17年6月4日(土)〜5日(日)  参加者 15名

    七時雨山とは、何と詩的な素晴らしい山名を持つ山なんだろう。山の名は天候変化が激
   しく一日に七編も雨が降ることからついたという。我々も七時雨山山荘到着の夕方から一
   晩中激しい雨に歓迎された。
    いつ雨が降り出すか知れない天気の中、出発。露に洗われた緑の草原は広大で美しかっ
   た。その中を真っ直ぐに山道はゆるい勾配で突き抜けて行く。風が心地良く流れて行く。
   緑に風が渡る。なんともいえない空気だ。降り返る田代山ものどかな稜線で浮いている。
   どこかで重い鳴き声で牛が鳴く。緑の草原にタンポポの黄色が鮮やかだった。
    三合目から疎林に入る。この疎林もニ次林の整った白樺とクヌギなどの美林で気持良
   い。少しばかりの急登になってシラネアオイが咲いていた。道の両側の足元にはマイズル
   草が続いていた。ここは緑の草原の山、風と緑の山、牧歌的雰囲気が特徴の山である。合
   目合目の看板に励まされて登る。早朝の山は我々だけである。
    二時間半で一等三角点のある七時雨山北峰に着いた。残念ながら期待したパノラマ展望
   は望めなかったが、雨に合わずに登れよかった。
    大鍋を囲んで話しも弾む。下山はのんびりとワラビやタケノコを採りながら下った。
   20数頭の牛に道を塞がれ、オッカナ、ビックリ脇を通りすぎてきた。11時半には山荘
   に戻った。
    新安比温泉の薬湯につかり、昼食後に一路、高速へ。途中の車窓からは、天候晴れて白
   い春雲涌かせる岩手山が名山の風格で我々を送ってくれた。
   約7時間半かけて無事帰新した。     

        
     田代平高原と七時雨山             山荘前にて            牧草地を行く
  
       田代山方面           気持の良い林            山頂にて
 
       山頂にて      帰路に牛と遭遇           車窓から岩手山