平成17年3月27日(日)天候 晴れ 参加者26名
コース 日本海〜多宝山〜日本海
今回は花々の保護の為、ここではあえて詳しいコース紹介はいたしません。弥彦山塊を
日本海から多宝山へ登ったとご理解ください。
ランタン会では毎年この時期に「お花見山行」と称して国上、弥彦、角田の山塊を巡っ
ている。人の行かないようなコースを選び、花々を楽しんできた。大勢の人が歩くと草花
にストレスになるので、同じコースは数年間は訪れ無い事にしている。それだけに係りの
調査は想像を絶するものがある。「ランタン会はこの地域の山塊をくまなく歩いてきた」
といっても過言では無いと思う。
今年は積雪が多い、山の上部半分はまだ雪に覆われていた。花々を愛でるには一週間早
い。でも年間計画で動いている会山行は予定を変更することはない。前日の偵察では山麓
では花が咲き始めていた。昨日は雪がチラツク悪天候で、当日の天候だけが心配だった。
今回は「海抜0Mから山へ登ろう」と言う趣向でまずは砂浜へと下りる。砂浜には何か
小さな円い物がたくさん打上げられていた。「なんだこれ」と手に取るとクルミの実だっ
た。昨日の偵察時には無かったと言う。昨晩の内に打上げられた物らしい。取りきれない
ほどあり各自お土産にした。帰りに寄ったら近くの公園で遊んでいた家族ずれが拾ったら
しく、綺麗になくなっていた。
山へと分け入ると、最初にナツボウズの花が迎えてくれた。カタクリはやっと蕾が出た
所でまだまだ早い。頭上にはマンサクの黄色い花が揺れていた。うっかりすると見落しそ
うなオーレンの花も見られた。進むにつれ南斜面では雪割草も姿を見せ始めていた。まだ
寒さに凍えるようにヒッソリと咲いていた。白い花が多いようだ。キクザキイチゲも咲き
始めていた。白色、紫色と両方あるようだ。
先頭が尾根を外れてわざと遠回りをする。そこはオーレンの群生地だった。このオーレ
ンの星形の小さな花は写真に取り難い。やはり本物が一番である。雪割草の群生地もあっ
た。まだ完全に花は咲き開いておらず、気温の上がった帰り道に期待する事にした。
宴会場を設営し係りが食事の用意をしている間に、空身で多宝山へと向かった。雪をズ
ブズブと潜らせながらの登りだった。このコースも一般道では無い。多宝山の稜線は多く
の人達が行き交っていたが、山頂には小さなテント一つと登山者1名だけがいた。風は冷
たく、記念写真の後「地理調査所・天測点」の説明を聞いて早々と下山した。
宴会場では揚げたてのテンプラとトン汁が待っていた。花が咲いてない時のために、係
りが「花より団子」とばかりに用意してくれた物だ。カンパイの後、花の宴は続いた。
帰路は同じコースを下った。来る時はまだ咲いてなかった雪割草も色とりどりの花をほ
ころばしてくれていた。一つとして同じ花が無い。寄り添うように大きな株が咲き誇って
いたり、葉っぱの陰から一輪、二輪と星屑のように咲いている所もある。素晴らしい。今
日はこの場所を見られただけで満足である。カメラのフイルムは何本あっても足りなかっ
た。花々を踏み荒らす事無く、静かに感動した。もう何年かわ、この場所には来ないだろ
う。それまで元気で、また会える時を楽しみにしよう。大きな満足をお土産にこの場所を
後にした。
多宝山を望む ナツボウズ オーレン
雪割草 キクザキイチゲ 雪の雑木林
多宝山山頂にて 全員集合して 歌声が〜♪
雪割草 雪割草 雪割草