平成17年2月27日(日)曇り 参加者 12名
林道堰堤工事場8:00〜山頂9:50-発10:15〜山頂下鞍部11:30-設営後昼食
-発12:40〜林道堰堤工事場14:10
「竹ノ倉山」と言って直ぐ分かる人は少ないと思う。「日出谷」方面の山で棒掛山の隣
りの山である。棒掛山に登ると「次は隣りのあの山」と登山意欲をそそる山である。道は
無い。
水沢集落によって区長さんに挨拶してから林道へと車を進める。偵察時に林道が堰堤工
事現場まで除雪されていることがわかっていた。林道歩きが無くこれでかなり時間が短縮
された。
工事現場に車を留めさせてもらい、さらに林道を進む。新雪が10cm程積っていた。少
しの林道歩きから、急斜面をへて杉林へと分け入っていく。しばらく杉林を行くが途中か
らルートを北に切り直し藪尾根に乗る。登るにつれ藪の間から竹ノ倉山山頂が姿を現して
くる。正面は屏風を立てたような急斜面、尾根伝いに右の肩の鞍部へとルートを進める。
黙々と進み雑木林の鞍部についた。ここで2回目の休息とする。
ここからが姫小松(五葉松)の急尾根になる。鞍部から見るとせり上がって見える
か゜、実際に登ってみるとそれ程でもない。ただ雪の下は岩らしく時々空洞にワカンがは
まり、足を抜くのに苦労させられる。登るにつれ急登になり風も強くなってくる。
急な尾根を登りきると突然、左斜面が開ける。棒掛山方面が望めるはずだったが残念な
がらガスで背後の棒掛山は良く見えなかった。大きく真っ白な雄大な斜面を左に抱えなが
ら、右の潅木帯をコソコソと登った。山頂はもう直ぐである。
稜線は雪庇が大きく張りだしていた。山頂には夫婦連れが2人いた。実はこの2人は会
の岳友で、泊りで大段山を目指したが中止して駆け付けてくれたのであった。
竹ノ倉山山頂は横に長くどこが山頂点か分かりづらい。こうゆう時はGPSは便利であ
る。視界は今一つだが目の前に大段山が大きく横たわり、遠くには三角の兎ヶ倉山も望め
た。目の前棒掛山山頂は相変わらずガスの中だった。去年の今頃はあのガスの中に居たと
思うと想いもヒトシオである。
御昼は来るとき休憩した鞍部まで下がった。雪面に12人が入るイスとテーブルを掘り
下げ、その上に防水シートをかぶせた。ガスを焚くと十分に暖かかった。
下山は同じルートではなく、293ピーク経由で直接車に戻る尾根を行く事にした。地図
読みの勉強をしながら下ったが、293ピークでリーダー達はピークを巻いて下っていっ
た。何人かが293ピークを確認してから合流するつもりが、なぜか下り始めたら合流でき
ず別行動になってしまった。本来、集団行動が原則の山の会でリーダーの許可無く別行動
は許されない。勝手な行動がパーティー全体に危害を及ぼす事もある。リーダーは細心の
注意払いながらパーティー全体を把握している。たとえ低山で突発的な出来事と言えでも
注意してほしい。
何事もなかったように駐車場で全員が合流した。今日のリーダーは大変人間のできた人
で必要以上の注意はなかった。立派なリーダーである。(たぶん)
リーダー達の入念な偵察のおかげで今日も楽しい一日を過ごすことができた。短いなが
らも変化に富んだルートだった。期せずして林道に車が入り時間短縮ができた。ランタン
会としては珍しく、早々の帰宅となった。帰りの車窓からは、今まで見えなかった真っ白
な棒掛山が姿を現せてくれた。まるで別れを惜しむかのように。
「また来るよ。」と別れを告げた。
<別ルートで下山したグループの談>
リーダーには結果として大変申し訳なかった。GPSで293ピークを確認したかっ
た。確認したら直ぐに合流するつもりだった。下山口て極端に右へルートを取れば良かっ
たのだろうが、歩き易い所を下るうちに、気が付いたらリーダー達との間にヒドが入って
しまった。この地点で登り返すのは無理と判断した。リーダーの声が聞こえたので「別行
動で下る」と告げ行動した。問題無く下山できるとも判断した。現場は地図で見るよりも
地形は複雑で最後まで合流できず、完全に別行動になってしまった。おかげで大変勉強に
はなった。ありがとうございました。
ただ、全員がこのような行動を取ったら会は崩壊する。反省してます。
杉林への急登 藪尾根へ 藪の向こうに竹ノ倉山
姫松の急尾根 左は広い斜面 山頂の雪庇
竹ノ倉山山頂にて 大段山方面 棒掛山と雪庇
兎ヶ倉山方面 昼食の設営 堰堤工事場にて