鬼面山〜浅草岳


         平成16年10月17日(日) 晴れ 参加者8名

     六十里越登山口7:00〜鬼ヶ面山9:40〜浅草岳11:30─発13:30
                         〜只見沢登山口13:25

   六十里越登山口から鬼ヶ面山経由で浅草岳を縦走した。帰りの車の回送はランタン会の
  別のメンバーが、別の山の偵察がてらひき受けてくれた。
 
   六十里越登山口には自転車が4〜5台停めてあった。我々の逆コースで縦走し下山後は自
  転車で車に戻る予定らしい。
   登山道を少しずつ高度を上げていくと毛猛山塊が目前に広がってくる。「毛猛山塊は以
  前、当会が鉈と鋸で道跡をつけた山。あの頃は実に良く通ったものだ。」と会の古参メン
  バーは盛んに懐かしがっていた。浅草岳の山菜採りの二次遭難事故以来毛猛山塊への入山
  は遠慮していたが「そろっと、また登ってみたいな〜」と話が弾んだ。
   電源開発の電波塔を過ぎ、広い峠道から右に折れ山道らしくなる。6月の偵察時には南
  峰から鬼ヶ面山の間の登山道ガ絶壁へ大きく崩れ大変危険な状態だった。今回は右の藪に
  新しい迂回路が作られ難なく通過できた。
   鬼ヶ面山山頂はあまり広くない、記念写真がやっとだった。只見側の見晴らしは素晴ら
  しい。越後三山の中ノ岳が初冠雪で頭だけが白い。未丈が岳、平が岳、至仏山、燧ヶ岳、
  会津駒ヶ岳、帝釈山、会津朝日、以下省略。これらの山々の山名を地図も見ずに端から指
  さし確認するメンバーは凄いと思う。
   北峰へは細尾根で注意が必要だ。右は絶壁で紅葉が見頃だ。谷を隔てて円い浅草岳が望
  める。北峰から浅草岳までの岩がらみの紅葉は絶好調で眺めは良いがアップダウンが続
  く。登山道の右下は絶壁で切れ落ちているはずだが、登山道の両脇は藪に覆われており恐
  怖感はない。時々覗き窓のように視界が開ける場所が有るが、そこから覗く紅葉の断崖絶
  壁は絶景である。カメラマンの腕の見せ所である。
   岩からみの登山道を息を切らして登りきり、浅草岳の分岐に出る。そこは大変のどかな
  風景が広がっていた。今まで岩場ばかり眺めていた目には新鮮である。どこまでも広く、
  緑と草紅葉の尾根がゆったりと横たわっている。でも延々と続く木道には登山者の波波。
  山頂まではお弁当も広げる場所が無いほどの人だかりである。それほど素晴らしい紅葉の
  浅草岳なのだ。
   山頂を避け少し下った登山道脇のスペースで遠慮がちにお弁当を広げた。この場所から
  の眺めも大変良かった。鬼ヶ面山とは見える山々は変わらないが、幾つにも重なった山波
  が薄雲と溶け合い、何とも言えない桃源郷の世界をかもし出していた。
  いつまでも眺めていて飽きない眺めだった。
 
   只見沢登山口への下山道は岩っぽく急だった。所々トラロープのお世話になった。降る
  につれ鬼ヶ面の岸壁が姿われ押し迫ってくる。鬼ヶ面の岸壁を眺めるのには良い所だ。た
  だ逆光のため写真撮影には難しかった。写真撮影には午前中が良いようだ。
   転がるように下山して、只見沢登山口に着いた。只見沢登山口の駐車場は大変広かっ
  た。向かえの車で六十里越登山口まで車を取りに行った。

   栃尾から只見までの国道は7月の水害の影響で至る所で片側交互通行になっていた。1
  0月の地震でさらに最悪の状態となっている。地域の人達のことを考えると心が痛む。で
  きるだけ速い時期の復興を望む。

                                
  途中の電波塔               紅葉の尾根道
     
     浅草岳を望む           鬼ヶ面山にて         南峰から
     
    浅草岳の木道     下山道から         只見沢登山口