帝釈山・田代山 


         平成14年9月26日(日)小雨〜曇り 参加者16名

        新潟=車移動=桧枝岐=馬返峠〜帝釈山〜田代山〜帝釈山〜馬返峠

   普通なら一泊する所だが、今回はガンバッテ日帰り山行とした。行く経路は小出町経由
  か会津若松市経由か悩んだが、結局会津若松市経由で桧枝岐まで車を走らせた。桧枝岐は
  やはり遠かった。新潟から片道4時間かかった。
   登山口出発時から雨は当たっていた。所々、木道階段が良く整備された登山道を行く。
  雨具上下着用の登山は蒸し暑かった。針葉樹林帯には「コメツガ」「ダテカンバ」「オオ
  シラビソ」などの樹木標識と説明が付けられている。新潟の人は案外針葉樹に弱い、良い
  勉強になった。登山道脇にはオサバグサの葉が群生していた。花がついたらさぞかし見事
  だと思う。
   帝釈山山頂は広くないが立派な標柱が立っていた。季節外れのシャクナゲが咲いてい
  た。小1時間で標高2000mに簡単に登れるのにはビックリした。雨は止んでいたが、生憎
  のガスで展望は望めない。他の登山者は田代山への縦走を諦める中、我々は田代山へと足
  を進めた。
   岩からみの細尾根を行くが意外に歩きにくく遠く感じた。途中から樹林帯に入るが雨の
  せいで道がぬかるんでいた。倒木を避けながら進むと、そこはスギヒラタケだらけだっ
  た。苔むした倒木に白いスギヒラダケがびっしりと付いている。倒木という倒木全部、い
  たるところに生えていた。これを見逃すランタン会では無かった。登山そっちのけでキノ
  コ採り大会になった。ヤレヤレ。
   田代山避難小屋は新しく綺麗だった。避難小屋で芋煮会の後、田代湿原へと散策した。
  潅木の木道から突然に大きく開け湿原が広がっていた。何処までも続く湿原。「ウワ〜」
  と思わず声が出る。草紅葉の始まった湿原は静かに横たわっていた。嬉しくて木道を何処
  までも歩いて行った。湿原は突然霧に包まれたと思ったら、一瞬に晴れ渡り、また霧の世
  界へと目まぐるしく変化させていく。不思議な世界だ。カメラマンは絶好なシャッター
  チュンスに余念が無い。
   湿原の真中に田代山の標柱が立っていた。その前の木道の隅に何故かチングルマが一輪
  だけ咲いているのが印象的だった。
   来た時よりもキノコで重くなったザックを、大事に担いで下山した。

   新しくて綺麗な「燧の湯」で汗を流した。夕方のせいか空いていた。
   また4時間かけて新潟に帰った。
   「思い出いっぱい、キノコもいっぱい」の山行だった。

              
  登山口                木道の階段 帝釈山山頂
     
      スギヒラタケ           田代湿原              
     
     田代山山頂     一輪のチングルマ