平成16年9月5日(日) 天候 雨から曇り 参加者17名
林道駐車場発8:20〜岩場階段9:30〜志津倉山山頂10:40-発13:40
〜林道駐車場15:15
出発時から雨が降っていた。「雨降りの登山は嫌だなと」思いながらも、誰一人として
止めようとは言い出さない。林道駐車場に着いたら、皆黙って雨支度をはじめた。よっぽ
どの事が無い限りランタン会の会山行は中止にはなら無い。悪条件での山行も訓練の一環
である。ランタン会は悪天候でも山を楽しむだけの工夫が用意されている。
志津倉山は沢沿いの「大沢コース」とブナ林を巡る「ヒドコース」がある。雨天のため
当初の周回コースを変更してヒドコースを往復した。
ブナの林は雄大で我々を包込むように迎えてくれた。相変わらず雨は降っている。急登
りを過ぎると白糸の滝にでる、その上部に階段状に足場が施された一枚岩に出る。雨の為
滑りやすくなっていた。傾斜がゆるくなると稜線は近い。稜線はブナの雑木林が続いてい
た。稜線歩きを楽しんでいると白い標柱のある山頂に出る。
雨は小ぶりになり。見晴らしの良い所なのだろうが展望は望めない。その代わりに少し
だけ、雲海の中に山々のピークだけが覗いている幻想的な展望が望めたた。それだけでも
大満足である。
少し下がった平らな場所に大天蓋を設営した。この大天蓋こそがランタン会が誇る秘密
兵器なのである。20人以上を楽々と収容し雨が降ろうが雪が降ろうが平気である。(まだ
槍は降った事が無いので槍は分からない)これのおかげでどんな悪天候でもランタン会は
恐いもの知らず?なのである。
秘密兵器そのニ。「ランタン山旅歌集」我会のテーマソング的な「み山飯豊」をはじめ
オリジナルや既存の山歌が全172曲収録されている。以前、冬山で緊急雪同ビバークした
時もこの冊子一冊を歌い継ぎ、事無きを得た事のある優れ物である。
今回もこの秘密兵器二つが大活躍した。……何時でも何処でも大宴会場にしてしまうラ
ンタン会だった。でも節度は守っているつもりです……。
何時の間にか雨は止んでいた。下山途中に志津倉山は我々に素晴らしい雲海の展望を用
意していてくれた。思わず息をのみ、しばし見とれた。
霧のブナ林をゆっくりと抜けて林道駐車場へとついた。道の脇では雨に濡れたツリフネ
ソウがひっそりと出迎えてくれていた。
雨のブナ林 白糸の滝 階段状岩場
山頂から 山頂にて 秘密兵器の大天蓋
途中の展望 霧のブナ林 ツリフネフネソウ