平成16年8月4日(日) 参加者5名
堰堤6:50〜氏ノ沢遡行〜焼峰山頂14:50〜登山道下山〜加治川ダム17:40
焼峰山の氏ノ沢遡行に行ってきた。去年は増水で堰堤が渡れず、隣りの沢の袖ノ沢
を遡行した。この時は9名と遡行には大人数で、大変時間がかかったので今回は少人
数に留めた。
飯豊川第一ダムの堰堤を渡り、藪を少しトラバースして枝下降で入渓である。
すぐにアブ御一行様の歓迎を受ける。入渓してすぐにゴルジュ入り口に5mの滝。何
とか登ると次は10m。それを過ぎると又ゴルジュで10mである。最初からハードに仕
事をさせられた。
岩質は全体に花崗岩で綺麗である。大きな滝も多く、釜が発達していて随分と泳が
された。沢は明るく気持ち良い。
2〜3mの幅の広い滝は大概、大きな釜を抱えていてヘツリを必要とする。失敗する
と滝壷の中にドボンである。こんな滝が幾つもあり、ゆっくりと遊んで行きたい所だ
が先が長いのでドンドンと先を急いだ。
全体で7m以上の滝は約10個。高巻きは2回、大高巻きは3回と苦労の割りには意外
と少ない。ショルダーは多様した。15mの直登は緊張した。途中土砂崩れの場所が
あった。30mナメは圧巻だった。最後の岩場は悪かった。
沢登りは99%上手くやっても1%で事故につながる。最後の最後まで緊張感を維
持していかなければならない。特に高巻き中の枯れ枝、落石は要注意だ。
今回は速いテンポで遡行を進めた。沢の中間地点はなだらかで標高を稼げない、そ
の分最後は急激に標高を稼いでいく。危険な場所も上部に多い。7割方までは良い
ペースで進んだが、最後は岩場に出て思った以上に時間を費やした。
最後は袖の沢を隔てる尾根に出て、藪漕ぎ5分で山頂だった。一番山頂に近いルー
トで遡行した事になった。
この日は新潟の気温が36度もあり、山頂には登山者は誰一人いなかった。
木陰で休息して加治川治水ダムへと登山道を下山した。
疲れた体には長く感じられた。
沢遡行では写真が撮りにくい。撮っているゆとりが無いのも事実である。「あの場
面を、あの滝を撮っておけば」といつも後悔している。
15mの滝を登る 水飛沫を浴びて
分岐点・大ナメで 焼峰山頂にて 蒜場山を望む