かねてから計画中だった作業台 ちゃんとした物が欲しかったのです。 今回は 頂き物の材 赤松集成材の柱を使って作る事にしました。 開始は5月 完成は11月末 長いですよ 重いかも。
集成柱材 105角をざっと定寸に切断 元は2.8M バンドソーで板と角材に挽き分ける為の墨線
一山め あともう一山有ります 柱材は妙に湿気が有るので少し乾燥させます 1週間
手押しで面を確認する為 一押しして プレナーでざっと分決めします 角を確認する為 もう一度手押しに軽く掛ける
仕上げはDW735でさらっと通し 面を最終仕上げ 天板材をDIDOカッターで 雇いサネの溝きり
取り合えず 天板を接ぐ 決めてる間にボンドが乾くー  クランプで締めても隙間が少し・・・ボンドの選択間違い フロントエプロン部分と 天板周りはタモで囲うので タモの集成 接合の為に雇いの溝きり
キャビネット部分の材料と 作ったタモ集成材 キャビネットの横桟と前後の桟上部材を段欠きする
キャビネットのサイドパネルを作る キャビネットサイドの骨格と接合
キャビネット部分 三面の組み立て 背面はベニア15ミリ 下のフレーム組みと上面の微調整 狂って来る〜
底板の張り込み ピンネイラーでポンポン止め 一旦 場所が無いのでベニアを天板に新たな材取り
キャビネット部分のすり桟フレーム枠材取り すり桟フレーム組み立て ポケットホール接合 すり桟部分は前後の材より1ミリ厚い シムを当てて組み立て
すり桟枠の完成 一旦 これをボックス構造にします
ボックスに出来上がった物をキャビネットに組み付け 仕上がり寸法を確認しつつ組み上げ
フロントエンドモールの接着 引き出し部材を切り分け 分決め いも接ぎ
ダブテイルジグで 引き出し部分の加工 切削けばをナイフで修正 これが使い易かった
各段数ごと 包みあり継ぎ加工の終了 引き出しの組み立て
引き出し 横すり桟部材をピンネイラで取り付け キャビネット部分ざっと完成
引き出し 扉を付け 感じが出て来ました 先に作って置いた天板の反りを修正する
何度も削り 確認を繰り返す 天板 最終寸法に丸のこで決める
タモの前後エプロンと接合 天板構造材の取り付け ポケットホールを利用
天板とキャビネットの接合 左右のずれ止めが見えますか 一番手前の段付きが下の内側に入ります 合体です 接合はせず ただ載せてるだけ
テールバイスの為に 追加の溝を掘ります テールバイスより左側のエプロンを接合 接着のみ
天板のやや空いた部分にパテ入れなど テールバイス金具の確認ほか
テールバイススライド部分 スライド部分のマウンティング
スライドの外側を接着にて合わす こんな感じに仕上がり
フェイスバイスのサポートマウント作り バイススライド部分
フェイスを取り付け 完成 天板の最終仕上げ 鉋では未熟なのできれいに面が出なかった 苦肉の策 簡単面出しジグ
簡単ジグを使ってプレナービットで平面出し開始 判り難いですが ざっと面出しが完了
次はベルトサンダーで仕上げ 奥のリョービで中仕上げして 手前のデゥオルトで仕上げ 鉋仕上げと違って ピカピカつるんとは行きませんが なかなか良い感じに仕上がりました
ドグの穴あけをする 実はこれがしたかったー 今回はワトコナチュラルで仕上げ 
平成19年 11月 10日 完成しました。

あ〜長かった 途中 出来るかどうか不安にもなったけれど 何とか完成にたどり着きました。

製作中に梅雨を迎えた事で針葉樹はとんでもなく動き 後半 秋を過ぎると乾燥が進み また動く  それを見越して先に天板を接いだのですが 反りは最大2ミリにもなって 修正が大変 反らない様に材料の向きも考えた筈なのに こればっかりは素人なので先を読めない。

撮った画像は170枚を越えましたが そんな詳細なページも作れず 見る方も飽きてしまうだろうと 60枚程度に選別しました。

堂々としたワークベンチっぽく見えるでしょ 完成です