調理台製作

 ついに・・・ 他人様のものを作る事になってしまいました。 私の店の古い客さんで 以前からご自宅で料理教室などをされてた奥様が これまたついに ご商売?として使われる「調理台」の製作依頼です。 ああ えらいこっちゃ。  とにかく 作る事になったので 一生懸命頑張ります。 内容としては 衛生的に 使いやすく?? 予算も少なく。    ’06.04.27.
材料は ベニアとします。 フラッシュ的に作ると材料代は節約出来そうですが 何せ台の上でがんがんやるそうで・・・ 化粧板貼りに挑戦する事になってしまいました。届いた化粧板依頼主のキッチンに少しでも合わせた色柄に。 
ラッキーな化粧板の当て板をゲット。 これは引き出しの底板に貼らせて頂こうと思います。(ムフフ 同じ種類の板だった) さて いよいよ材取りに入ります。 先ずはt=18のベニアから
とにかく 切って 切って 切りまくる〜 袴部分の材取り 以前からのストック「ヒノキ」を使う事にしました 少しくらいの水もこれなら大丈夫。
本日の材取り全景。他に天板 底板も有ります。今回は 設置場所との寸法がうまく行かず 少々無駄な取り方になった。 袴部分。 上でパイ生地などをこねるので 高さも制約が有ります 依頼主の丁度良い高さに納めるのでこんなに薄く・・・。
5.11.作業再開 先週はGWで オール営業日だった為 やっと作業に掛かれます が 午後からの作業。袴の接合から ベニアに 基準の為も有って 浅い大入れ(小入れ?)をしますが 底板のみルーターで溝掘りです 材が大きい為です。
他の物は コントソーで溝掘り DIDOカッターは早い    底板に袴を取り付ける所から 組み立て開始。
キャビネットの枠組み すでに これだけでも相当重いですよ。それもベニア18ミリ1枚でも相当な重量 今日はここ迄。         向かって右側面 左面は正面になります。 夜な夜な時間が有る時は少しずつでも前進。 これは裏面からの図。
うえー 長いクランプが欲しいと思う時です 私の手持ちは現在950ミリが最長なんで・・・ 端から順々に組み立て接ぐと 最後にはどうしてもビミョーに直角が出ない 以前の収納箱でもそうだった 修正中の図
背板を張る 本来は引き出しに作業移行したかったが湿度との兼ね合いも有って 先ずは固定しましょう。 これは正面の画像 向こうが背面。 休日 今日も午後からの作業 午前は仕事しました。 背板のある部分をくり貫きます 作業はジグソーで。 5.18.
ルーター 習いビットで面合わせ 角はあさりなしのこでささっと刻んで終わり。 この貫通穴は 依頼主の要望で この部分に粉類を収納するそうで どちら面からでも粉が取れる様に。 いよいよ化粧板の材取りに入りました。やはりパネルからの切り出しは丸のこで いやー500円チップソーはなかなかです。
大雑把に丸のこで切り出し 細かくはテーブルソーで切り出します ほぼ3時間かけて切り分けました ああ参った。 化粧板の当て板になってた化粧板を 引き出しの底板にすべく底板用の5.5ベニアに接着 化粧は2.5なので8の底板に。
圧締中 妙に大げさな4寸5分角の柱材 漬物みたい。 化粧板を貼る けど端面の仕上がりは断面じゃまずい なので45°に研削して付き合わせ・・・上手く行くか。 その為のジグ製作 のこ刃の代わりにサンディングディスクを それを45度にチルトして削るが 精度も必要なのでマイタースロットを利用
あまり端面合わせの必要ない所から合わせてみる 仮置き。 この凹み部分は 依頼主の要望で洋酒瓶置きです。フレーバーですね。左側面になります。 家具屋台車を作る これはずうっと使うだろうから 少しマシなキャスターを奮発。 4ABS(All Brake special)ってね(^^)   今週の休みはこれでおしまい。  5.18.
5.25.作業再開。いよいよ本格的に貼ります。切り出した化粧板を実寸で合わせて見て 調整が必要なら調整する為に墨線を入れます。 その後突き合せの為に留め加工します。右側面 粉類収納トンネルの穴をくりますが トンネルにも化粧板を貼るので当然合い口は突き合せ留め加工。 これが依頼主には悪いが 滅茶苦茶手間がかかるのでした。
トンネルは下板と同じく ジグソーで荒くって・・・ トリマーで留め加工部分をとにかくやって 隅は手加工 ところが少し失敗 隅に欠けが出来てしまいました。
袴部分から貼って行きます。 その後欠けや運搬の時の傷つき防止の為 ソリを履かせました。 これは全体より5ミリずつ大きくて 転がした時に施工部分が傷まない様に。裏側画像 その 袴の留め部分 化粧板はt=2.5ミリです いきなりうまく行くはずも無いのですが 初めてこんな感じ クリックで拡大。  上が裏面です。
大きなパネルを1.5枚貼ったら ボンドが無い 急遽買い足しました。缶入りも売ってたけど使い難そうなのでチューブ入りにしました。 スプレー仕様も有りました。 何とか 一番大きなパネルを貼り トンネル部分も何とか合ったみたいです その後サイドも1枚貼る。合わせの部分はちょっとガタガタしてます クリックで拡大。上が右側面 穴は背面。
反対の側面はビン入れポケット。化粧板を貼るとは とんでもない労力です 今日は引き出し製作に入れると思ってたのですが 計画が甘かったみたい。クリックで拡大。正立画像。 習うのに使ったルーターとビット トリマーは留め加工に使う為 角払いビットです。他にサンディングディスクも使います。 トリマーもう1台欲しい。 今日はこれまで。  5.25.
6.1. 我慢出来ずに買っちゃった。 けど 今日は作業時間が少ない 梅雨入り納品には間に合わない・・・ 天板に石板を乗せるのですが 買いに行ったら 皆汚れてて次回に・・・ 買い物や 材料選定て 結構時間が掛かってしまう 焦りつつも何とか続行中です。やっぱり簡単に化粧板貼るなんて提案するもんじゃない・・・後悔先に立たずですね。
ここまで貼り進みました。 ちょっと格好が見えた感じ。 これは正立 背面と左側面。 やってしまいました つまらぬ「チョンボ」です 貼り直し トホホ 現在9時 もう終了。 今日はいくらも出来なかった。 今日は朝7時から行動開始したのに 時間切れです。 6.1.
6月8日 実家の田植え手伝い。しかし 案外早く終了したので続きをします。 今日はケースの貼り物は終了としたい・・・ ベニア木口幅の貼る材の作り方 同じ厚みのベニアに両面テープで材料を仮止めします
トップベアリングのビットで習い加工して終了。 これは簡単です。留め加工はこんな簡単では行きません。 台の前面部分も貼り終えました やれやれ 手前が上面になります。
天板の木口も貼り物して 天板を仮置き。 計画では20ミリの石板は 見つけた10ミリに急遽変更 これも仮置きしてみました クリックで拡大 石板は寸法の調整が必要です 石切るとすごい粉が出ますが 夜の切断は音的に無理。 うまく切れるかな? 
 6月15日 石板カットの為 簡単ジグ製作。 ジスクグラインダーをサンドイッチしただけのものです これが以外やぶれなくて良かった。 雨の中 お外で切断作業 雨のお陰か粉塵は大したことなく 音もご近所には迷惑で無かった(と思う)
さて いよいよ引き出しの製作に掛かれます。 もうちょっとだ頑張るぞ! ラワン材です 以前 地元で購入した材料とはかなり違って 軽くて組織は粗い感じです。 長さ方向を切り揃え
高さ方向を揃えます ルーターテーブルで あられ組みの刻みをしています。
スパイラルビットで刻みました この材はやはり粗いみたいです いつものモーターが調子いまいちなので 交換してみました
難しいです 今回はきつ過ぎ 組むのが硬くて。 前板のスロット加工 コントソーで溝掘りしました。
引き出しの組み立て 底板は打ちつけとしました。 これは 深い方 組みがきついとガッチリしてます。
 (^^) チョンボ画像です 刻み間違い パテ修正中。 仮置きで 収まりの確認 まだまだ先は有るなー 6.15.
ここで納期決定! 6月22日に! あせあせ。夜作業に・・・ 左も同じくスライドレールの取り付け。
一度 引き出しを入れて見て前板のクリアランス確認。 ざっと修正。 コントソーにカットオフボックスで少しずつ
粗方の修正後 再度 墨打ちし直します。 二回目の修正で まあまあの隙間に揃いました。
天板の取り付け 化粧板の目払い コンクリートボンドで 天板に石板を貼ります 目地には瓦用のコーキングを使いました。
引き出し前板 両サイドに化粧板の貼り付け 前板 前面に化粧板の貼り付け。 前板上部にアルミアングルでプロテクター装着。前板下部の目地払い
アルミアングルの目的は この引き出しにはケーキ用の「型」とかを収納する為 少々当てても化粧板が傷まない様に。 洋酒瓶収納スペースに 瓶の倒れ止めにステンレスの丸パイプを付けました フリーハンドで穴あけ・・・(汗)
こんな感じになるかなぁ 瓶が無いので適当な容器で確認 前板に貼るものは 厚みをサンダーで薄く削りました
「完成!」の図 4枚  上2枚はクリックで拡大します。 搬入の為の「おみこし」状態製作。 トラックに載せなくては
約束通り 6月22日納品完了。 あいにくの土砂降りで 皆 びしょ濡れになりながらトラックから降ろしました。 小降りになるのを待ってたら どんどん時間は過ぎて 午前の予定は 正午過ぎになってしまいました。

依頼主キッチンの色とは少し違ってますが まあまあ気に入って頂けました。 やれやれ 良かった。 他所宅なので写真も遠慮がちに撮りましたが 本当は広いお宅です。 キッチンが家の中心で 仕切りは無し! うらやましい。  ’06.06.22.

今回は 今迄と全く違う事ばかりで 後半「留め」も上手くなって来た(^^)のになあ とにかく いい勉強をさせて頂きました。

       長々と お付き合い頂きまして 有難うございました。