ウォールパソコン自慢じゃないがパソコンに手を出したのは20年ほど前 紆余曲折と言うほどの歴史でもないが いまだにソフト関連はダメダメなままで データベースや表計算さえ「え〜〜と?」HP製作さえ 「あれ?これどうやるのだったかな??」というペース 完全にパソコンに使われてしまってる状態だ。 しかし ハード面は好きなのでそこそこだと思う 自作パソコンで楽しい時期も有った 何事も結果が出るのは楽しい。 もう相当数DOS-V機を作ったけれど 一番楽しくないのが設置場所で悩む点 今ではmiclo-ITXなど小さな規格もメジャーになって来たが ネックは価格 やはりこなれてるサイズは安定性 価格ともに手を出しやすい モニターはどんどん大きくなり設置場所をとる 本体まで大きいとうっとおしい事限りなし 老眼がススム→大きなモニターが良 なので安定してコンパクトで自分の環境で邪魔にならないケースとなると 自作しかなかった次第です。 '11.2月〜4月 |
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材料はアクリル板 普通の 厚みは5ミリ これをテーブルソーでカットする。 | 一番問題となったのは I/Oポートの穴 きれいにくり抜くには失敗も当然か ボール盤で穴をあけトリマーで仕上げるといい と思っていたが・・ | 結局 うまく行ったのは2枚目 小さめの穴を開け ジグソーでくり抜く それからトリマーでかる〜く削る これがベストだった。 |
切断面はルーターテーブルで軽く面取りし 粗めのコンパウンドでひたすら磨く するとピカピカの端面になる。 | 最近は いくら省電力で熱も少ないとはいえ 冷却なしではHDDも辛いだろう グラフィックはオンボードを使うのでCPUとHDDのみ考える。 | CPUはリテールファンを使うのでその回りの排気用 固まって開けてるのはHDDの吸気用。 |
HDD用のステーなど配置を確認 吸気ファンの厚みを勘違いして・・・ | ふたを置いてCPU用の吸気孔位置の確認 | 中身はこんな感じになる のかな?? 一般のPCとは違って I/Oパネル側は前とした USBなどの接続の為。 |
ベースのアクリル板をこれまたベースのベニヤに化粧プリントを貼った物に固定 HDDから取り付け開始 HDDは下段が3.5”上が2.5”1万回転のもの これを使ってみたかった(笑) | 電源も線が長いので一旦開けてファンパネルなどを外し 線の長さを詰めて調整 こんな事やっていいのかなあ〜 もちろん保証はなくなる。 | マザーボードを載せる その前にアクリル板には静電気カットのスプレーをし 曇りが無い程度まで軽く拭く 静電気カットはヘアリンスでも良いとかです。 |
ここで 失敗が発覚 HDDの吸気ファンがHDDに近過ぎる これでは騒音が大きくなるなあ | 内部の配線を開始 線は長いと邪魔 さんざんマザーボードのコネクタ位置を確認して購入したのに | 残る問題は電源 当初の予定では電源は別体にする筈の計画が やはり上に載せるかなと考えが変わって来た それ用のステーを作る |
ほぼ配線も終了 見た目の悪いスイッチなどの配線はコルゲートチューブに入れてすっきり | 電源線をM/Bに接続 どうしてもゴツい線は見た目も悪い 別にキーボードとプリンタ用のUSBポートも取り付け 上蓋も付ける | 透明な板なので 画像ではちょっと見づらいですが 電源のファンも無駄なく働いてもらう為 排気周りに少し空間を設けました |
ドドーンと広い店なら良いけれど 我が職場は何と言っても「狭い!」 PCも最初の自作(AT機)と14インチモニターでギリギリだった それにプリンターも有るし・・・ その後ミドルタワー ミニタワー ブックタイプ キューブタイプとなって いっその事 フルサイズノートの方が・・・などと思った事1度や2度では無かった うちの店に22インチのモニターなんぞ 無理無理と思ってたのがこうやって置ける様になりました。
今回の製作では 高価な帯電防止アクリルではなくて 普通のアクリル板で出来たことです 今の所静電気防止剤のおかげで まったく汚れず見た目も透明感は保ったまま 板の接合では 端面に3ミリのタップを立てステンレスのネジで接合しました 5ミリに2.6の穴を開けるには直角に気をつけて開ける事だけがポイントでした。 平成22年9月 更新 |
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ほぼ完成の図 | こんなに狭い所で 大きめモニターを設置するには壁を利用しない手はない この場所の面積だけはモニターブラケットと共に稼げました |