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まじかる☆まにあっく / アニメ「ウルトラマニアック」第25話の感想




【主な登場人物】

立石亜由
佐倉仁菜
架地哲士
辻合宏基
川中島純
リオ
マヤ
仁菜の叔父
秀英中の校長
三上先生
ユタ
王子





アニメ「ウルトラマニアック」第25話 大体のお話の流れ



・24話に出てきた三上先生たちが消えるシーンや悪魔のようなマヤが校舎のてっぺんにいるシーンのリピート

・教室で「ブラックヒーローデビル仮面」の仮装の準備をしている川中島純

・教室を出る川中島純、リオが助けを求めている声に気づく

・川中島純、ロッカーの中に閉じ込められているリオを救助。リオ、川中島純の目の前で猫から人間に変身

・リオ、校舎の外の異変に気づき走り出す。川中島純も後を追う

・悪魔のようなマヤ、秀英中の関係者をことごとく「ダークゾーン」へ送り込む

・川中島純、マヤも魔女っ子であることを知る

・仁菜にこんなことをしている理由を聞かれ「すべてのエネルギーを負のパワーに変えホーリーストーンを引き寄せるため」
と答える悪魔のようなマヤ

・「ダークゾーン」内をさまよう仁菜、架地、辻合。校長に助けられる。

・悪魔のようなマヤが「ダークゾーン」に引き込んだみんなのことを全く考えていないので
マジックパソコンを使ってみんなを助けに行こうとするが、これまでに保存した
ストーンを奪われるとユタに言われ躊躇(ちゅうちょ)

・悪魔のようなマヤ、「もう手遅れかもしれん」と仁菜を挑発

・仁菜、マジックパソコンを使用。仁菜の叔父「やめろー」と絶叫

仁菜のマジックパソコンから保存してあったホーリーストーンが吸い出され
悪魔のようなマヤのマジックパソコンに保存される


・仁菜のストーンを手にいれ高笑いのマヤ

・マジックボードでみんなの救助に向かおうとするがストーンも奪われ、邪気(じゃき)の
せいでマジックアイテムが狂っているので飛べず

秀英中上空に白のホーリーストーンが現れ、悪魔のようなマヤが入手。
5つすべてのストーンを手に入れたので高笑いをしながら秀英中から立ち去る。


・「ダークゾーン」内、みんなをつなぎとめている校長だがそろそろ限界の様子

・「ダークゾーン」の上のほうに不思議な光出現

・秀英中内に「ダークゾーン」に引き込まれたみんなが寝ている。どうやら助かったらしい。

・人間界のマヤの家、ストーンを5つ手に入れたのに何もおこらないので戸惑っているマヤ

・秀英中の仮装パーティーは中止に。みんなには「集団催眠」と説明

・仁菜、高笑いのマヤにストーンをすべて奪われたと亜由たちに説明

・ユタ、仁菜の叔父が高笑いのマヤの家に乗り込んだことを知らせる

・ストーン5つ集めたのに何も起こらないので荒れているマヤ

・マヤの家についた仁菜の叔父、マヤのマジックパソコンに保存されている白いホーリーストーンが輝きを失っていることを指摘

・仁菜の叔父、仁菜にストーンを返すよう説得するが荒れているマヤは逆上、仁菜の叔父を「ダークゾーン」に
飛ばす

・マヤの家に着いた仁菜たち、倒れているマヤを発見。カラスのシロから状況を聞く。仁菜、マヤを手当て。


倒れているマヤを手当てしている仁菜を見て感動する川中島純

・仁菜、仁菜の叔父を救出に向かうことを決意。ユタや辻合、架地、亜由、リオ
川中島純も同行を申し出ようとするがユタたちに気づかれず同行できず

・マヤの家に入った川中島純、マヤのマジックパソコンに気づく、手に取るが
マヤに気づかれる。

・「ダークゾーン」内で仁菜の叔父を探す仁菜たち、マヤの妨害により捕まる

川中島純とシロ、悪魔になったようなマヤを止めるがマヤは聞く耳持たず

マヤのマジックパソコンからホーリーストーンが飛び出し上空へ

・仁菜たち、地力で脱出

・怒りに震えるマヤ、傷ついた自分の腕が手当てされていることに気づく

・川中島純、怒りに震えるマヤに手当てをしたのは仁菜だと告げる

川中島純、マヤを説教。シロも川中島純に加勢し怒りに震えるマヤを説得

ルル、解除魔法が入った小瓶をマヤに差し出す

・「ダークゾーン」内で仁菜、辻合に告白

・気がつくとマヤの家の敷地内で寝ている仁菜たち。どうやら助かったらしい

部屋の中ですすりなくマヤ。安堵の色を浮かべる川中島純、シロ、ルル。どうやら邪気はとれたらしい。

・目が覚める仁菜。どこからともなく5つのストーンが現れ仁菜はあっさり5つのホーリーストーンを入手

・辻合に祝福される仁菜

・王子登場


アニメ「ウルトラマニアック」第25話 / Yes,I like you


・マヤ、ついに本当の悪役に…ストーンにとりつかれた少女の悲劇

 悪役というより悪魔に魂を売り渡した…いや、悪魔になったといったほうがいいかもしれ
ない。ホーリーストーンによって人生を狂わされた少女の悲劇か。ストーンさえなければ…
最後のところで部屋の隅ですすり泣いているマヤを見るとなんだか複雑な気分になります。

 本当はいい娘なのかもしれないな…ストーンに対する想いが強すぎたのでこんなことに
なってしまったのかも。



・川中島純、最後にきて重要な役目を果たす

 ただの脇役だと思っていたら最後の最後になってこんな重要な役目を果たすとは、自らの
危険をかえりみず勇敢に悪魔のようなマヤに立ち向かった川中島純とシロ、それに絶妙なタイミングで
解除魔法が入った小瓶を差し出したルル、彼らの活躍がなかったら破滅への道を本当に進んでしまったかも
しれません。仁菜は「ダークゾーン」を永遠にさまよい、マヤもストーンを入手できず悪魔として生きていく…

 満月の夜、仁菜は魔法を使っているところを偶然川中島純に見られましたが、その偶然が
結果として仁菜を救うことに
なりました。人生どこで何が幸いするか分かりませんね。

 川中島純、最初は仁菜の魔法の秘密を公開するためにデジカメで撮影しようと企て
尾行をしたりしていたのですが、仁菜をずーっと見続けているうちに仁菜の素顔に触れ
気持ちが変化していったのでしょう。これも仁菜の人間性が優れいるおかげ、この点を見ても仁菜が
プリンセスにふさわしい人物であることは疑う余地はありません。

 川中島純がマヤを説教している場面の長セリフ、ビデオに撮った人はぜひもう一度
聞いてみましょう。魔法に関する知識は完全ではない川中島純ですが
仁菜とマヤの違いを的確に表現しています。仁菜と一定の距離があった川中島純
だからこそ客観的に両者を見ることができたのかもしれませんね。



・ストーン探し自体に大した意味はなかったっぽい

 御妃候補(おきさきこうほ)となるためにはストーンを入手する必要があるとされてきましたが
ストーン探し自体には実は大した意味はなかったような感じです。ストーンを探しは口実で
実はストーンを探している間の候補たちの行動を見て人間性を確かめ、それで御妃候補として
ふさわしい人物を探していたのではないかと
…ストーン探しを難しくすれば候補者もストーン
獲得のために魔力を上げるので結果として魔力の高い候補者をプリンセスに出来るという利点も
ありますし。もちろんこれは推測でしかないですが。もしかしたら候補者がプリンセスにふさわしいか
見極めていたのは他でもない、ストーン自身かもしれませんね。

まぁここらあたりの話は最終回で明かされることを期待しましょう。



・仁菜、辻合に告白

 おおっ、この場面で告白するとはちょっと意外。生きるか死ぬかっていう状態になったから
告白する気になったのかも。辻合も仁菜と同じ想いだったようでなによりです。
でもこれで別れはつらくなるな…



・校長、「ダークゾーン」内で必死にみんなをつなぎとめる

 ただ仮装をしているので緊迫感がいまいちなのだが(笑)



・王子、ついに素顔を晒(さら)す

 案外普通の青年ですね。仁菜と似合いそうでいいです。



・次回予告

 すでにりぼん本誌(りぼん2003年12月号)に予告が出てますが、大方の予想した展開に
なりそうな感じ
ですね。仁菜は川中島純に魔法の秘密がバレていることを完全に把握しては
いないのでそのあたりがポイントになりそう。つまり仁菜は川中島純に対しては"必要な処置"を
しないでしょうし、撮影した仁菜の魔女っ子姿のデーターも消さないでしょう。

 ただこれまで予想を覆す展開の連続の「ウルトラマニアック」だからな(笑)