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ウルトラマニアック(原作) / 19話 / りぼん2003年8月号の感想







アイスドール、仁菜たちに嫌がらせをした理由を説明




 仁菜に嫌がらせの手紙を出したり、架地(かじ)にちょっかいを出したり
ユタとつきあってみたりと、これまでいろいろな方法を使って仁菜に
嫌がらせをしてきたアイスドール(紗也香/さやか)、なかなか自分の
思い通りにならなくていらいらしたのかついに亜由に直接攻撃を開始
しましたね。(りぼん2003年6月号「ウルトラマニアック」17話
P.278〜より)

 ボールを魔法で浮上させて亜由にぶつけるという魔法なしでも
やれないことはないレベルの攻撃ですから、純粋に痛めつけるのが
目的だったのでしょうね。本気で魔法で亜由を攻撃したらアイスドールは
凶悪犯になってしまうかも…

 でも、亜由はボールが当たった衝撃で失神してますから、結構ぶつかった
際の衝撃は大きかったのでしょう。亜由は魔法になれているからよかった
けど、魔法に関する知識が全くない子だったらボールが突然浮かび上がって
自分めがけてとんでくる様子を見ただけで恐怖のあまり失神してしまうかも。

 それにしても理由も分からぬまま不快な思いをさんざんさせられた仁菜たち
特に亜由は仁菜のそばに居たという理由だけで物理的に攻撃されたの
ですからたまったものではありませんね。

 理不尽(りふじん)な攻撃を受けた以上、仁菜たちはアイスドールに
嫌がらせをした理由をもっとちゃんと説明してほしいところでしょう。
前回、アイスドールは自分の身に何が起こったかについてはしゃべり
ましたが、嫌がらせを続けていてた理由についてはきちんと説明しません
でした。



※ 嫌がらせを続けた理由 ※
近づいて ひっかき回して 仲をこわして 魔法王国(まじっくきんぐだむ)に
追い返してやりたかった!
」(P.304の5コマ目)

 アイスドールにしてみれば許せない存在である仁菜を魔法王国に
追い返すことしか頭になかったのでしょうね。しかしこれまで
アイスドールが実際に行った有効な嫌がらせは…

・仁菜に対する嫌がらせの手紙1通(「ウルトラマニアック」3巻・P.129)
・亜由に対して架地とキスしたと言った(りぼん2003年5月号・P.338)

 この2つくらいのものですね、ユタに対して告白したのはあくまでも仁菜たちに
近づくための手段でしかなく(P.304の4コマ目)意外と怒りが大きい割には
大したことはやってないな。まぁ大したことをやられたら仁菜たちはたまったもの
ではないけど…

 仁菜を魔法王国に帰したいのなら、今回亜由に対して行ったように最初に
仁菜に嫌がらせの手紙をを送ったときにどこかに仁菜を呼び出して脅迫(きょうはく)
するか魔法で痛めつけるほうが一番効き目があったはず
なのですが
それをしなかったのは、なぜ?

 一応アイスドール自身は仁菜が強制送還されると思っていた(りぼん2003年
7月号・P.309より)から積極的に嫌がらせをする理由はなかったのと、当初は
アイスドール自身がそれほど仁菜たちに対する怒りもそれほどではなかったから
かもしれません。

 もしかしたら心の奥底に仁菜たちと友達になりたいとの願望が潜んでいたのかも
しれませんが…



「それで 手始めに立石さんを痛めつけてやったの」(P.305の1コマ目)

 これから行動をエスカレートさせるところだったのですね…
攻撃開始直後に仁菜やユタが火消しをしたので、初期の段階で
アイスドールを抑えることに成功したおかげで、新たな被害者を
出さずに済みました。

 最初に亜由から手をつけたのは亜由が魔法を使えないからか?



※ 亜由を攻撃した理由 ※
「同罪よ!! 平気でヘラヘラ魔女なんか受け入れて おかしいわよ
どうかしてる!!」(P.305の3コマ目)

 これは分からないでもないな(笑) 仁菜に魔法の秘密を打ち明けられた
時の亜由の物分りの良さは尋常(じんじょう)じゃなかった
ですから。
自分自身が男の子の姿に変身できたから信じる以外の選択肢はなかった
のですが、それにしてもその後もごく普通の友達としてつきあっているのですから
亜由ってよく考えたらすごい子だな…

 アイスドールは自分自身が魔法を使えるせいで相手に受け入れて
もらえなかったことが何回もあります
。本当なら亜由のようにすんなり
受け入れて欲しかったのでしょうが、そういう体験をすることなくきてしまい
ました。だからこそ亜由が魔法を使える仁菜をすんなり受け入れたのは
許せないのかもしれません
ね。

 魔女っ子仁菜と普通の女の子亜由との幸せな関係…アイスドールが
楽しそうな二人の様子を見ているうちに嫉妬心(しっとしん)をいだき
理不尽な怒りがやがて亜由への直接攻撃へと駆り立てたのかも。



※アイスドールに対して亜由の反論※
普通に受け入れて当然だよ! 魔女っ子って聞いて最初は驚いたけど
魔法使う以外はあたし達と何も変わらないもん」(P.305の4−5コマ目)

 亜由っていいやつー 世の中がこういう子ばかりならみんなハッピーに
なれるかもしれませんね。もっとも亜由ももう少し幼かったら違った対応を
したのかもしれませんが。

 しかし、亜由は仁菜の魔法でさんざんひどい目にあっているのに
仁菜のことをここまで理解してあげているのですね。すごいな…
男の子の姿に変身させられてなかなか元に戻れなかったり、いきなり
辻合くんに迫られたり、男の人に触ったら電撃を浴びせられるようになって
しまったりしているのに…

 アイスドールがこういうセリフをこれまで出会った人のうち誰か一人にでも
言ってもらっていれば生活は全く違ったものになっていたのだろうな…






アイスドール、大暴走




やめて!! きれいごと 言わないでー!!」(P.306の3コマ目)

 仁菜や亜由がアイスドールにいろいろ言ったのが余程頭に
きたのか、無差別電撃攻撃を開始しました。

アイスドール…今まで自分の身の上に起こったことによりたまったストレスを
一気に吐き出しているみたいですね。もう攻撃する相手は誰でもいい
みたいな感じで電撃攻撃を繰り返してます。仁菜や亜由、辻合、リオもよける
のがせいいっぱいっていう感じですね。

 電撃攻撃は亜由や仁菜たちに向けられていますが、アイスドールにとって
真の攻撃対象は亜由や仁菜たちではなく、過去の悲しい経験なのかも
しれません…


 過去に体験した悲しい思いをこれまで封印して親しい友人も作らず

ひっそりと暮らしてきたのに仁菜の出現によって過去の悲しい思いを
すべて思い出してしまった…そのことに対する怒りもあるのかも
しれません。



ちょっとコレ ウルマニ!? 別のまんがじゃないの!?」
(P.308の1コマ目)
 たしかにいままで原作「ウルトラマニアック」は学校が舞台である
普通の恋愛まんがと大差なかったですから、仁菜がこう思うのも
無理はありませんね(笑) 魔女っ子が出てくるまんがなのに
魔法がなくてもお話が充分成り立ってますから。



魔女っ子がキレるとやっかいだな…」(P.308の1コマ目)

 辻合は何気なくこんなセリフを言いましたが、この直後にこの言葉を
実感するような出来事が…






魔法のレベルはけっこう高いアイスドール





「うそ! ユタの魔法を…」(P.309の4コマ目)

 アイスドールの暴走を食い止めるためユタが魔法でアイスドールの両手を
拘束(こうそく)したのですが、薄笑いを浮かべた後にあっさりアイスドールは
魔法を解いてしまっています。魔法のレベルはかなり高いようです。



「友達いないし 他にすることなかったからすっかりうまくなっちゃった
(P.310の1コマ目)

 ひまつぶしに魔法を練習しているうちにユタの魔法を解けるほど
魔法が上手くなるなんて…電撃魔法もうまく使いこなしているし…


 一 生 懸 命 努 力 し て い る の に 失 敗 ば か り の
               仁 菜 の 立 場 は …






電撃攻撃被害を受けたリオ、仁菜大爆発




 アイスドールの電撃が仁菜にあたりそうになったので仁菜を守るために
自ら盾となったリオ、アイスドールから発射された電撃をまともに受けてしまった
ので子供の姿の変身が解けて猫の姿に戻ってしまいました。

 この様子を見てぶち切れた仁菜、アイスドールに反撃すべく電撃攻撃を
しようとするのですが…



「殺す気かー!!」(P.317の2コマ目)

 辻合のとっさの判断で仁菜から発射された電撃はアイスドールにはあたらず
体育館の一部を破壊しました。もし辻合が仁菜を止めなかったらアイスドールは
このまんがから消えてなくなってました…

 どうも仁菜は自分の魔法のパワーを制御できないようです。仁菜とけんかした
くないな…怒らせたら自分の身が危ない。





落ち着くアイスドール




 辻合のおかげで仁菜の大出力電撃攻撃から逃れることが
できたアイスドールはようやく落ち着きを取り戻し、ユタに送られて
帰りました。みんなも仁菜の瞬間移動の魔法で帰ったのですが
破壊された体育館の一部の復旧作業をしなくてはならなくなったので
魔法を使えるユタ、仁菜の他、ミトまで動員されることに。

 ミトにしてみればいい迷惑でしょうね。





アイスドールの母関連の情報を集めてきたユタ




 あれだけアイスドールにひどい目に遭(あ)わされたのに
ほとんど寝ないで体育館の復旧作業をした後に
アイスドールの母に関する情報を集めて、次の日に
アイスドールに伝えてあげたり、魔法王国にアイスドールを
連れて行ってあげる約束までしたり、ユタっていい奴〜

 しかしなぜここまでアイスドールにやさしくしてあげるの???



「ほっとけないんだ おれ世話のやけるタイプが好みみたいだから」
(P.328の1コマ目)

 だ か ら 仁 菜 の こ と が 好 き な の か


 これから2人がいろいろやりとりしてったら本当の恋人同士に
なれるかも!?






ユタにお礼を言う紗也香(さやか)




「ありがとう…」(P.328の3コマ目)

 さやか(アイスドール)を覆っていた殻(から)が割れつつあるようですね
今後の展開次第では心の氷も解けて他の子と同じように学校生活を
楽しめるかもしれません。

 アイスドールという異名を返上するのも決して夢ではないでしょう。
もともと紗也香は他の子と仲良く遊んでいたのですし、子供の頃と
違って今は紗也香のことを受け入れてくれる人たちがまわりにいるのですから。

 しかしいまだによく分からないのが紗也香がなぜ仁菜たちに秘密を
打ち明けて仲良くなるという道を選ばなかったのかという点、仁菜や
亜由の関係を見れば魔法の秘密を話しても子供の頃のように疎外(そがい)
される心配はないはずです。

 あまりにも悲しい思いを受け続けたので人間不信に陥(おちい)って
いたのかもしれませんね。誰も信用できない、誰からも愛されないって
思いつめていたのかも。





辻合と仁菜の恋の行方は?




 紗也香をめぐる動きに気をとられているうちに辻合と仁菜の恋のことを
すっかり忘れてました。



「辻合くん 紗也香ちゃんとつきあえば?」(P.330の1コマ目)

 唐突(とうとつ)に辻合に切り出す仁菜、どうしてこんなことをいきなり
言い出したのか???



「辻合くん 魔女っ子とつきあいたいんでしょ?」(P.330の3コマ目)


 仁 菜 、 辻 合 を 魔 女 っ 子 マ ニ ア 扱 い


 そりゃ、世の中探せばそういう嗜好(しこう)の人はたくさん
いそうだけど(笑)



「魔法使えりゃ誰でもいいわけじゃない!」(P.330の4コマ目)

 辻合の何気ないこのセリフ、よくよく考えるとけっこう思い切った
発言ですねー



おれ あきらめてないけど」(P.331の3コマ目)

 辻合は今でも仁菜と付き合いたいのですね、仁菜の気持ちが
どうなのか気になるところですが、頬(ほほ)を赤らめてますねー
今後の展開が楽しみです。