まじかる☆まにあっく　／　ウルトラマニアック（原作）　／　りぼん2003年5月号の感想

ウルトラマニアック(原作)　/　1６話　/　りぼん2003年５月号の感想

思わず仁菜を抱きしめてしまったユタ、仁菜の反応は？

　前回、酒に酔った勢いで人前で魔法を使ってしまった仁菜、好きな
仁菜が心配でたまらないユタは思わず仁菜を抱きしめてしまいましたが
いきなり抱きしめられた仁菜は一体どんな反応をしたのでしょうか？

「…ごめんね　ユタ　そんなに心配かけてるなんて思わなかった」
（Ｐ．320の1コマ目）

　まぁいきなり抱きしめられたらびっくりするし、こういう反応するしか
ないのでしょうね、好意を抱いていない子を抱きしめるなんていう
ことはまずないですから、これまでユタの本当の気持ちに気づくことは
なかった仁菜もさすがに気づくかな？

「いつも　ありがと　同い年なのにお兄ちゃんみたいだよね
頼りになるよ！」（Ｐ．320の4コマ目）

　ユタ、かわいそう…　ここまでやっても気づいてもらえない
なんて。こんな調子じゃちゃ下手をしたら直接仁菜に対して
「好きだ」といっても仁菜はユタが自分に対して恋愛感情を
抱（いだ）いていると思わないかも。

　「お兄ちゃん」か…　「そういう設定もいいな～」っていう人は
世の中にたくさんいるかもしれないが（笑）　ユタはお兄ちゃん役
は嫌みたいですね。

アイスドール、ユタの本当の気持ちを見抜く

　ユタはアイスドール（紗也香／さやか）とつきあっている
のですが、校舎の裏でユタが仁菜を抱きしめているのを目撃
してしまいました、とりあえずこの時点では彼女ということになってる
のですが、ユタは一体どんな言い訳をするのでしょうか？？？

「や、ホント違うんだよ　今のはつまり…」（Ｐ．321の2コマ目）

　どう？この言い訳…　いや、言い訳にすらなってないか…
一体何が何に対して違うというのか？　もう態度や話し方から
して「いろいろ想像してください」って言ってるようなものだし。

「ただ　あいつ最近　妙（みょう）な手紙に悩まされてて　ほら
花火大会のとき見たろ？　あれがまた来たんだ　それでちょっと
心配でさ」（Ｐ．321の5コマ目）

　　　　　　　信　じ　ろ　と　い　う　ほ　う　が　無　理

　もっと気の利（き）いたいい訳考えろよ（笑）　これじゃキスをしている
ところを見られたときに「いやー　人工呼吸の練習を…」って言っている
ようなものだよ。

「やっぱり　佐倉さんが好きなんでしょ　告白する勇気がないだけじゃない
意気地なし」（Ｐ．325の2コマ目）

　　　　　　　　　　紗　也　香　と　の　交　際　、　終　了

　ユタの本当の気持ちに気づかないのは仁菜だけになるかもな…
かわいそうなユタ。しかし仁菜のことが好きなのになんで他の女の子と
付き合いたがるのだろう？　仁菜に気づいてもらえないさみしさを他の
女の子とつきあうことによって紛（まぎ）らわせようとしているのかな？

アイスドール、今度は架地（かじ）くんに接近

　ユタのことについて相談にのってほしいという口実で架地くんに
接近するアイスドール、まぁこれはいいとしてこの後アイスドールが
なんと…！！！

「なのに立石さん　どうしてキスするの拒（こば）んだのかな」（Ｐ．329の2コマ目）

あの場面もアイスドールは見てたのか…　ん？そういえばアイスドールって
いつも「偶然」仁菜たちのそばにいるな、ひょっとしてずーっと監視してるのか？
何か目的とかありそうな感じ。

「私　架地くんを好きになればよかった」（Ｐ．330のコマ目）

　って言いながら架地くんにキスしようとするアイスドールが描かれ
てます…

　架地くんはここのところ好青年のようなイメージですが、もともと
人からもらった手作りのクッキーを平気で捨てるようなことをする
ような性格の持ち主ですから、架地くんがあっさり亜由を捨てて
アイスドールに乗り換えても私は別に驚きません。

””何か””にきづいた亜由、アイスドールに質問

　架地くんがアイスドールと出くわした時の態度が不自然だったことが
気になって仕方のない亜由、思わず廊下（ろうか）でアイスドールを
呼び止めて質問をするのですが、アイスドールの口から出た言葉が
亜由を凍りつかせることになります…

「私　架地くんの方が良くなっちゃった」（Ｐ．337の2コマ目）

　これをどう考えるかだが…　本当に架地くんのことが好きになったのか
あるいは何か別の目的があるのか？いずれにしても亜由にしてみれば
こんなことを面と向かって言われて落ちついていられる訳はありません。

「…やだ　冗談…」（Ｐ．338の1コマ目）

　完全に顔が凍（こお）り付いてますね、そりゃ幸せの絶頂からいきなり
叩き落されたも同然ですから、頭が混乱してしまったことでしょう。
これだけでも精神的ダメージはものすごいのでしょうが、さらにこの後
亜由を混乱させるアイスドールの一言が！

「キスしちゃった　彼と」（Ｐ．338の2コマ目）

　もうここまで言われたら頭の中でいろいろ悪いことばかり想像してしまい
他のことなど全く手につかなくなってしまいますよね…ある意味テロだな。

仁菜にまた嫌がらせの手紙が、犯人さがしのためにミトが新兵器を

「これ　はいってた…」（Ｐ．341の2コマ目）

　また手紙か…　下駄箱に入れることができるのですからほぼ間違いなく
仁菜にいやがらせの手紙を送っているのは生徒か教職員以外に考えられ
ないな。一般人じゃ下駄箱のそばにいるだけで怪しいし。

　いよいよ犯人を見つけなくてはならなくなりましたが、ミトがここで
いい物を出しました。

「あーＭ（マジカル）フォン！！」（Ｐ．343の3コマ目）

　過去や未来まで撮影できるカメラを使って休み時間の下駄箱を
撮影すれば犯人は写っているよな…　これはミトにしてはいい案ですね。

　ん？　その場所の過去を写せるカメラって使い方によっては悪用し放題
のような気が…　個人の秘密なんて無いに等しいし。

　で、ミトの便利な道具で犯人が分かったのですが…続きは
りぼん2003年6月号で確認しよう。