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新☆だぁ!だぁ!だぁ! なかよし2002年11月号 れんさい第7回の感想
(未夢ちゃん♪とものかい)








【扉絵】
 
 幼いころの未宇が描かれてますね、新☆だぁ!だぁ!だぁ!に未宇が登場した時
すでに未宇は小学生だったので、幼女未宇が実際にお話の中で活躍する
場面が描かれたことはないのですが、番外編で一度見てみたいですー
育児に悪戦苦闘している未夢ちゃんの姿が目に浮かびます。





 ついに「シャラク星」に到達した未宇、景色もなんだか地球に似てますが
街を歩いている人もぼ人間と同じですね。シャラク星といえば夜星星矢くん
がおなじみです。景色は本当に地球そっくりですね、ところでシャラク星に
住んでいる人は星矢くんの話によれば地球人とは見た目がかなり違う
はずなのですが(だぁ!だぁ!だぁ!2巻・P.23の5コマ目より推定)今回のお話を
見る限りでは地球人と違う外見のシャラク星人は出てきてませんね。

 ところで「シャラク星」という名前、最初聞いた時はなんだか変な名前の
星だなーって思ってたのですが、その後「じょ星(せい)」とか「かいだし星」といった
どうでもいいような名前の星がたくさん見たので、「シャラク星」がけっこう
まともな名前に見えてしまう。

 未宇はシャラク星について全く知識がないみたいですね、「しゃらくせい?」
(P.220の3コマ目)って言ってる位なので名前すら知らないみたいです。
未夢(みゆ)ちゃんや彷徨(かなた)くんは未宇にルゥのことやワンニャーの
ことなど一連のルゥくん時空の歪(ひずみ)巻きこまれた事件についてやはり
全く教えてはいないようですね。

 未宇が全く知らないところを見るとおそらく写真やかつてルゥくんが使っていた
ものなどは隠したり処分したりしてしまったのかも。ルゥ&ワンニャーのことは
未夢ちゃんと彷徨くん、2人だけの秘密にしておきたいのかな? いずれにしても
ルゥ&ワンニャーのことを黙っていなくてはならないなんてちょっときついのでは?
ルゥ&ワンニャーのことを知ってるクリスちゃん、ももかちゃんと会った時に
こっそり昔話をする程度なのでしょうね。

 もっとも、未宇がある程度大きくなった時に未夢ちゃんと彷徨くんが
「実はうちには以前、宇宙人がいたんだよ」って教えたとしてもまず未宇は
信じなかったでしょうが。

 未宇はいっしょに旅をしているルゥをまさか赤ちゃんの頃に自分の父母が
我が子のように育てていたとは思いもよらないでしょうね。今後真実を知ったら
いったいどんな反応をするのでしょう?ある意味未宇とルゥは親戚のようなものだし。

 未宇を西遠寺(さいおんじ)に送り届けた時、未宇のそばにいる男の子が
ルゥだということに未夢ちゃん、彷徨くんは気がつくのでしょうか??? また
ルゥは西遠寺を見て幼い頃の記憶を呼び覚ますことはできるのでしょうか???






謎の少年「星(せい)」に狙われる3人




「…あいつらなら いけそーだな…!」(P.221の2−3コマ目)

 いかにも怪しい男の子に様子を観察されてるルゥ、未宇、ランの3人
どうも相手が子供だと警戒を緩めてしまいがちですからもし何か悪いことを
しようと計画をたてているのであればかなりの確率で成功しそうです。

 銀河鉄道999なら未宇たちのパスを奪おうとして体当たりでもするので
しょうが(笑)新☆だぁ!だぁ!だぁ!は999ではなく宇宙船を使って移動している
ので別にパスいらないし。





「いったぁー」(P.222の1コマ目)

 わざとらしく未宇たちの前でころんでみせる謎の少年、未宇たちの関心を
引くためにいろいろやってるのでしょうが、こんなこてこてのワナにひっかかる
のか???





「ぼく だいじょうぶっ!?」(P.222の2コマ目)

 ひっかかりました(笑) まぁ単純と言うかなんというか… さっきも書いたけど
やはり相手が子供だとどうしても警戒心を解いてしまう。今回はわざところぶ
っていう作戦はうまくいきましたね。

 ひっかかってくれたからいいようなものの、もし未宇たちがわざとらしく転んだ
謎の少年に気づかないか、あるいは無視したらみじめでしたね。






だまされて赤ん坊にされてしまったラン




ありがと お礼にアメあげる」(P.222の4コマ目)

 謎の少年「星」からもらったアメを何の疑いもなく食べてしまった
ランが赤ちゃんに変身…


 知らない人から物をもらって食べるから、こんな目にあうのですが
ランがあまりにもいじきたないせいでルゥ、未宇はいろいろ大変な目に合ってますね。

  しかし「星」は憎(にく)たらしい顔してますねー こういう子供が一番たちわるい
です。保護者の前ではこういう子はかわいい子のフリをするから保護者は
自分の子供をいい子だって思いこんでしまいます。なのでこういう子供にいたずら
されても泣き寝入りするしかないです。どうせ保護者に抗議しても「うちの子は
そんなことしません」って言われて終わりだし。

 このアメをなめてしまったランはあっという間に赤ちゃんに変身させられてしまった
のですが、謎の少年は一体何の目的でこんなことを???






星(せい)は凶悪犯、自分の弟にするために見ず知らずのランを拉致監禁




やったーっっ!! 弟ができたぞーっっ!!」(P.225の3コマ目)

 やったーって(笑) 弟がいないさみしさをまぎらわせるために見ず知らずの人をだまして
赤ん坊の姿に変えて拉致(らち)し、監禁(かんきん)することまで企(くわだ)てていたのか

…ひどい奴だ。母親がおらず父親も仕事で家にいない…子供が荒れる条件が
そろってはいるが、だからといって凶悪犯のようなことをするのは…

 もちろんこんなこと未宇とルゥが許すはずもなく、ただちにランをもとの姿に
もどしてただちに返すよう要求するのですが…


「おれがどんなに弟がほしーか知らないくせにっ!」(P.238の4コマ目)

 別に未宇たちが「星」の事情を知る必要はありません。






ルゥ、自(みずか)ら赤ちゃんに




 「星」がランの身柄の引渡しに応じないのでルゥは自らアメをなめて赤ちゃんの
姿になりました赤ちゃんの姿のほうが読者にとってはおなじみ
なので
違和感(いわかん)は全くありませんね。

 もし未宇がルゥの地球時代の写真を見ていればこの赤ちゃん姿のルゥを見た
段階で気がついたかもしれません。ルゥは赤ちゃんの姿になっている間
未宇に抱かれていたのですが「…なにかすごくなつかしい感じが残ってるん
だけど……」(P.248の8コマ目)って言ってることからルゥは西遠寺時代の記憶を
やはり持っているみたいですね。






行動の無意味さに気づいた「星」




「…やっぱりホントの弟じゃないとイミないや…」(P.243の6コマ目)

 ルゥの捨て身の行動が「星」の心を動かしたのか、ようやくランを解放
することを決断しました。むりやり弟を作ったところでそんなのむなしいだけですし
いつまでも続けていけるはずはないですね。

 「星」は反省している顔を見せてますが、大人はこういう顔をされると弱い
ですよね、どんなに悪いことをしていたとしても許してしまいそう。





「パ…パパッ…!?うちにいたのっ!?」(P.244の2コマ目)

 バカ父きたーーーっ! 自分の息子が見ず知らずの人を拉致してきた時に
同じ家にいたのかよ! 未宇やルゥの声が父の部屋まて聞こえてないはずは
ないのに… こりゃこの父にも相当問題あるね。「星」は拉致してでも弟が欲しい
と思ってしまうほど精神的に追いこまれていたのか。

 「お金だって金庫にたくさんあるんだぜっ!?」(P.238の4コマ目)って「星」は
言ってるくらいだから本当に父に放置されてたんだな…きちんと父が教育してる
のであれば間違っても子供に金庫の中身を自由に使わせるなんていうことは
ないです。

 まぁこの父は素直に自分の子供の非行について未宇たちにわびたので
性格はそんなに悪い人ではないのだろうけど、ちょっと子供の心の中を
読みきれなかったようですね。

 結局もとの姿に戻れるガムをもらって2人は元の姿に戻れたのですがひどい目に
遭(あ)いましたね。






もうすぐ地球




 無事にシャラク星を出発した宇宙船、しばらくすると地球が夜空に輝いて
いるのが見えてきました。月を見るような感じで地球が見えている
のでシャラク星と地球の距離はかなり近いことが分かります。こんなに近い
のだったら地球側でもシャラク星がはっきり見えているはずです。
電波だって微弱ながら届いているはずで、地球がシャラク星の存在を
知らないというのは無理があるような気が…

 もしかしたら未宇たちが見た地球の画像は超望遠カメラによる映像なのかな?
それとも宇宙船の速度が見た目からは想像もできない程早いのかな? ならば
地球とシャラク星が遠くてもおかしくないですが。

 ともかく地球にここまで近づいたのですから、もう未宇の旅も終わりが近づいてますね
れんさい7回にしてもう地球の姿が見えるとは思ったより早くお話が展開して
ます。