ある日突然時空の歪(ひずみ)に巻きこまれてしまい、地球からオット星に
飛ばされてしまった未宇(みう)ちゃん、目がさめたらいきなり得体の知れない
星にいたのですから、もうどうしていいのか分からないでしょう。運良く
ルゥくんに発見してもらったからよかったですが、もしルゥくんに発見してもらえなかったら
本当に何物かにさらわれてどこかへ売られてしまったかもしれないですね。
もし売られることはなかったとしても一人じゃ地球へ帰るのはほぼ不可能だった
でしょう。まぁおそらく街をあてもなく歩いているところを警察に見つかり、事情を
聞かれた上でオット星に永住の手続きをとった上で施設に送られるかどこかの
家庭に養子として引き取られるという道をたどったことでしょうね。
ルゥくんの両親がルゥくんの地球への旅を許してくれたので、未宇ちゃんは
地球への旅(フリー体験研修・なかよし2002年5月号・P.58〜より)に出発
できることになりましたね、未宇ちゃんはどうやらかつて自分のパパとママが我が子の
ように世話をした男の子がルゥくんだということを知らないようですね。
もし未夢(みゆ)ちゃんや彷徨(かなた)くんからルゥに関する話を聞かされていたら
ルゥくんの過去を知った時点で気がついてもいいはずですし。
ところでルゥくんの両親も旅行中だったのですね、一体どこを旅しているの
だろう?
「…うれしいケド ワンニャーは新婚だし 八つ子が生まれたばかりでしょ?」
(P.127の2コマ目)
ワンニャー結婚したのか!!! おめでとう☆ けっこういい歳なんでしょうね
見た目は変わらないけど。しかしいきなり8人の子供のパパになってしまった
のですねー ちょっと大変そう… ワンニャーはまぁ家事全般はこなせますから
たぶん大丈夫とは思いますが。
ところでワンニャーの仕事ってまだルゥくんの世話? ルゥくんの家のお手伝いさんの
仕事でもやってるのかな?
いくらルゥくんが地球に行くことを決意しても宇宙船がなければ話に
なりませんが、なんと都合よくワンニャーが「UFOコンテスト」に出るために
作っていた宇宙船があるのでそれで出発することになりました。
さぞかし未宇ちゃんはよろこぶだろうなと思ったのですが、どうも反応が…
<ワンニャー製の宇宙船を見た未宇ちゃんの一言>
「……やっぱし永住しよーかな……」(P.146の2コマ目)
未宇ちゃんが地球への旅をしたくなくなるようなデザインの宇宙船… そりゃ
巨大なワンニャーの形をした宇宙船なんかで旅行をするのはよほどの
ワンニャーファンでない限りは嫌ですよね☆
でもなんだかかわいい顔だな〜 乗ってみたいです。
<未夢ちゃんの料理の腕について、未宇ちゃんが語る>
「ううんっ まるっきしダメッ! お砂糖とお塩よく間違えるし 生煮えだったりするしっ」
(P.140の3コマ目)
未夢ちゃんは何年たっても未夢ちゃんらしさを失ってはいないようです(笑)
もう「だぁ!だぁ!だぁ!」から10年以上たっているはずなのに変わってませんねー
彷徨がそばにいるのだから、少しは彷徨に料理を教えてもらえばいのにとも
思えるのですが、未夢ちゃんはけっこう意地っ張りなので素直に教えてとは
言えないのかも!?
「パパのがだんぜんうまいもん!」(P.140の4コマ目)
彷徨くんはいいパパになったようですねー 料理を作ったりしているの
ですね、かぼちゃ料理が多いのかな? 彷徨くんって料理に限らず
家事全般が得意そう、けっこうやってるんだろうなー 未夢ちゃんが
失敗したらバカにしながら彷徨くんが代わりに未夢ちゃんが失敗した
ものをやるっていうことが日常なのかも???
なんだか未夢ちゃんと彷徨くんが言い合いしている様子が目に浮かびます〜
「でもお味噌汁だけはママのがうまいんだよー…っ」(P.140の6コマ目)
そっか… 未夢ちゃんも一つくらい得意料理があるのか…って味噌汁は
作るのそんなに大変じゃないし(笑)
しかし未宇ちゃんがいきなりいなくなってしまったのですから、未夢ちゃんと
彷徨くんはさぞかし心配しているでしょうね。せめてルゥくんに保護された
ということを伝えてあげれば安心するのでしょうが、通信手段はもうないで
しょうし。
ん?でも前シリーズ「だぁ!だぁ!だぁ!」の最後のほうで未夢ちゃんが味噌汁に
ダシを入れるのを忘れるシーンがあったような気が…(なかよし2002年3月号
P.57の1コマ目より)ダシをちゃんといれればおいしいのでしょうか?
「でもねっ パパもママも友だちみたいで毎日すごーく楽しーんだぁ!」
(P.142の2コマ目)
2人は結婚しても変わることはなかったのですね〜 「新☆だぁ!だぁ!だぁ!」でも
時々未夢ちゃんたちの様子を描いてほしいですね。あ、でもあまり楽しそうな
シーンはないかも… だって娘が行方不明なのですから。
<未宇ちゃんの名前を知ったワンニャーは>
「…未夢さんと彷徨くんの…まさか… ですよ…ね」(P.148の2−3コマ目)
まさか自分がかつて時空の歪に巻きこまれた際に助けてもらった人の娘が
時空の歪に巻きこまれて自分のところへ飛ばされてくるなんていうことは想像
もしないでしょうから、ワンニャーが「まさか…」って思うのも無理はありませんね。
未宇ちゃんの名前をワンニャーが知ったのは宇宙船が飛び立った後なので
じっくり未宇ちゃんから話を聞くことができなかったのですが、もし飛び立つ前に
未宇ちゃんが”西遠寺 未宇”だということが分かったらワンニャーは間違いなく
未夢ちゃん、彷徨くんの娘かどうかということを確認したでしょうね。
話をすればすぐに未宇ちゃんの正体をワンニャーは知ることになるでしょうが
もし出発前に未宇ちゃんの正体を知ったら無理をしてでもルゥくんといっしょに
未宇ちゃんを地球へ帰す旅に加わったかもしれませんね。何しろかつて
地球で途方にくれていた自分を助けてくれた娘が同じ境遇(きょうぐう)に置かれて
いるのですから、なんとか役に立ちたいと思うはずです。
ルゥくんと未宇ちゃんの2人きりの旅になるはずだったのが、ルゥくんのクラス
メイトの「ラン」と「ミニニャー」「お手伝いアンドロイド」もいつのまにか宇宙船に
乗ってるし…
ずいぶんにぎやかな旅になりそうですね〜 ところで「お手伝いアンドロイド」の
お姉さんって名前はないの???