「だぁ!だぁ!だぁ!」もそろそろ最終章に突入したようで、今回のお話から
いよいよ長い物語のまとめに入ったようです。
秋ということで未夢ちゃんたちが通う学校でも文化祭をやるらしいのですが
「はりぼて大行進」のテーマは「宇宙」だそうですが、「はりぼて大行進」って
何? 「行進」っていう位だからパレードみたいなものなのかな? それとも
どこかにはりぼてを展示するのかな?
「でっかいスペースシャトルを一機クラスのみんなで作って あとは各自っ そのまわりで
踊る衣装を作ってきてもらいます」(P.22の1コマ目)
なるほど、だんだんイメージが浮かんできましたが、なんだか未夢ちゃん向きの
設定ですねー あまりにもルゥ&ワンニャーのインパクトが強すぎて
ともすると忘れてしまいそうになりますが、未夢ちゃんは宇宙飛行士の娘
なのですよね(笑)
スペースシャトルの周りで踊るなんてクリスちゃんや三太くん、光ヶ丘くんなど
お祭り好きにはぴったりですね、水を得た魚のように生き生きとすることでしょう。
さらにこの手のイベントが大好きな人が未夢ちゃんの周りに一人いますよねー
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「せっかくの”はりぼて大行進”だものっっ!! ミュージカルのように楽しい
ほうがいいでしょーっっ!!」(P.44の4コマ目)
ここにも水を得た魚が一匹(笑) 演劇関係のことになると周りの状況が
全く見えなくなりますから、一度綾ちゃんが思いこんだが最後、徹底的に
付き合わされる羽目になりそうです。
で、肝心(かんじん)の台本の中身は?
「ちいさなUFOにのった 赤ちゃんが主人公なの! 宇宙を旅するUFO!
そこでまき起こる数々の苦難っ! そしてクライマックスは人類との遭遇!!」
(P.45−46の1コマ目)
綾ちゃん、秘密知ってない? あまりにもルゥくんの境遇(きょうぐう)と似過ぎて
います。しかもこの”ミュージカル”の主役は…
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「…綾ちゃん? この主役”ルゥくん”ってのは……」(P.45の3コマ目)
やっぱバレてない?(笑) そもそもクラスの出し物なのにクラスの人では
ない人を使うのはいかがなものかと思うのですが… まぁいいか、堅いことは
抜きにして楽しむというのもいいのかも。
文化祭前の独特の雰囲気になんともいえないいい気分になっている未夢ちゃん
と彷徨くん、言葉ではうまく表せないけどなんだか楽しいんですよねー 放課後
みんなでひとつの目標にむかって何かを作っていると、ものすごい一体感があります。
いつまでもここにいるみんなといっしょにいたいと思うのは当然ですが、そんな時
未夢ちゃん、彷徨くん、ルゥ&ワンニャーそれぞれに本来ならうれしいはずの
知らせが最悪のタイミングで届きました…
未夢ちゃん、彷徨くん、ルゥ&ワンニャーはこれまであたかも4人家族のように
暮らしてきました、なんだかんだいっても楽しい毎日が続いていたのでいつかは
そんなすてきな生活が終わる日が来るということを忘れてしまいそうになりますが
”仮想家族”の生活が永遠に続くはずもなく、とうとう『いきなり4人家族』も
終わりに向かって動き出したようです。
<< 未夢ちゃんのママ、ついに宇宙へ行く日が決定、ということは… >>
「おわったら 日本に帰れると思うし そしたら みんなで またいっしょに
暮らせるわね!」(P.38の2−3コマ目)
未夢ちゃんのママからの電話ですが、本当なら未夢ちゃんは飛び上がって
よろこんでもいいくはずなのに、この電話を受けた未夢ちゃんは放心状態に
なっちゃいましたね。
ママといっしょに暮らすいうことは彷徨やルゥ&ワンニャーと一緒に暮らせなくなる
ということだけにとどまらず、転校することにもなるため綾ちゃんやななみちゃん
クリスちゃんといったクラスの仲間ともお別れしなくてはならないことを意味しますから
未夢ちゃんはかなりつらい思いをすることになります。
<< 彷徨の父も帰国の途へ >>
「…オヤジも 帰ってくるらしーんだ 日本に……」(P.58の2コマ目)
なんと偶然にも彷徨の父、宝晶も帰国してくるようですね。未夢ちゃんだけで
なく彷徨も今の生活は終わることになります。
<< ついにオット星の救助隊も到着へ >>
「オット星の救助隊が地球のすぐそばまできてるって連絡が入ったんですー…」
(P.62の1−2コマ目)
ついにワンニャーとルゥくんも地球を離れる日が目前に迫っているようですね
本当なら大変うれしい知らせのはずなのですが、ワンニャーの表情はなんとも
いえない不安な表情をみせてますね。
未夢ちゃんたちは一気にバラバラになりそうですが、今の気持ちを一番よく
表していそうなのが、未夢ちゃんのこのセリフでしょうね↓
「みんなといるいまが楽しいー… どこにもいきたくない…よー…」(P.50の1−2コマ目)
いつかはこうなってしまうと分かってはいても実際にその時が来るとやはり心の中は
おだやかではないですね、最初のうちは仕方なくないしょで4人の共同生活をはじめた
のですが、時を重ねるうちにいつの間にかお互いなくてはならない大切な存在になって
いたようです。
未夢ちゃんは彷徨の前では今だに素直になりきれませんが、離れて暮らし
始めたら本当の気持ちに気づくかもしれませんね。気づいた時はもう彷徨くんは
そばにいませんが…