ゴールデンロック10月12日(火) |
| 外国人には Golden Rock として知られているが、チャイティーヨパゴダ が正式名称らしい。 チャイティーヨ山頂直下の岩の上に、全面金箔を貼られて黄金色に輝く黄金の大岩が 今にも転がり落ちそうな危なっかしい様子で鎮座している。 落ちそうで落ちないこの不思議な大岩を訪ねる。 チャイティーヨは交通不便な場所なのでタクシーをチャーターする事になる。 昨日既にタクシー往復代金は支払ってあるのだが、相乗りとのことで 25US$ となった次第。 ホテル横のチャイ屋さんでお茶を飲んでいると、タクシーに乗れと例の大男が知らせて来る。 相客はミャンマーの民族衣装ロンジーをつけて、すっかり枯れ切って朽ちる寸前のファラン。 それにしては未だ若い (と言っても40才代) ミャンマーの女性同伴である。 後で知ったのですが、彼はドイツ人で連れは彼の妻だそうです、マンダレーに住んでおり チャイティーヨを訪ねるためにバゴーにやって来たそうだ。 それからもう1人相客、昨日のサイカー・ドライバー君だ。 私はガイドを頼んだ覚えはないから、ドイツ人夫婦のガイドかな? こんなわけでタクシードライバーを含めて5名で出発。 チャイティーヨまでの距離は片道 120Km 、往復で 240Km となる。 バゴーから先ずキンプンという町まで行きます。 ここでタクシーを捨て、トラックバスに乗り替えて約1時間、その後1時間は徒歩で頂上を目指す。 |
| 州境にあるゲート バゴーはバゴー管区にあり、チャイティーヨはカレン州にあるので州境を越えて行きます。 州を越える時ゲートで車は止められ、何か手続きをするらしい。 前の車は荷物満載のバスです。 実はここ、撮影禁止らしいのです、サイカー・ドライバー君から注意を受けました。 |
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| キンプン到着 バゴーを出発して約2時間30分、キンプンに到着、思った以上に大きい町だな! さてここでタクシーを降り、バスに乗り替える。 ドイツ人夫妻は今日はキンプンで泊まるのだそうだ。 そうだね、あまり無理をしない方がいいかも。 サイカー・ドライバー君は私と一緒に来るではないか、ドイツ人のガイドではなく、 俺のガイドだったのか! 俺はガイドを頼んだ覚えはないぞ、さてはあの大男が手回し良く彼を付けたのだな。 どうせ町でサイカーこぎをしていても大した仕事はないのだから。 キンプンからはピックアップ・トラックのバスが出ているとガイドブックには書いてありますが、 そんなものは何処を見回しても無いぞ。 ここから先がサイカー・ドライバーの自薦ガイド君が活躍するのです。 彼はこっちだこっちだと砂を積んだダンプカーに案内する、砂の上に板が渡してあり、 その上には満員状態で人がたくさん乗っている。 このダンプカーに乗って行くらしい。 |
こんなダンプカーに乗っていざ出発 |
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工事用の砂を積んだ上に人を満載![]() |
手前がガイド役のサイカー・ドライバー君![]() |
| こんなにたくさん人が乗っているのに、ダンプカーはまだ人待ちをしている。 もう客は来ないと諦めた運転手が乗客から金を集めていよいよ出発となる。 砂満載、人、荷物満載でもダンプカーの威力はすごい、ギアーを落として急角度の細い山道を ダンプはぐんぐん登って行く。 どうですミャンマーの皆さん、オンボロ中古車でもこれが日本車の威力ですよ! こんな事を叫びたくなるくらい頼もしい存在だ。 道は一応コンクリート舗装してあり、スリップ防止のため表面には溝が刻まれている。 ダンプカーに乗ること1時間弱、ヤテタウンの村に到着、キンプンからここまで歩くと 5時間はかかるそうです。 ここで降りた人は私を含めて数人、その他の人はダンプカーに乗ったまま。 何故? 自薦ガイド君の話は次の通りでした。 このダンプは頂上まで行くのですが、外国人はここで降りなければなりません。 この道で外国人を乗せたダンプが事故を起こし、それ以降ここより上は外国人オフリミットです。 保証問題でもめたのでしょう、そんなことを言うならもう外国人は乗せない。 人はなぜ死ぬんでしょう、最初から生まれてこなければ死ぬことはない、 こんな哲学に裏打ちされた解決法ではあります。 それからこの道は、登り、下りが時間で決められているそうです。 途中で車のすれ違いが出来ない細い道なのです。 スリップ止めの溝が刻まれた道路を、カンカン照りの天気の下、汗を流しながら ガイド君と約1時間歩いて山頂に達しました。 途中カゴ屋に、乗って行けとお誘いを受けるが辞退。 2本の竹棒の真ん中に竹の篭がくくりつけてあり、その篭に人が乗って、4人で担いで運ぶ 商売です。 江戸時代 ”大井川の渡し” で川を渡るのと同じ構図です。 |
ゴールデンロックに行く途中に第1、第2のゴールデンロックがあり、 最後に本物の第3ゴールデンロックに到達します。 |
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第1ゴールデンロック![]() |
第2ゴールデンロック![]() |
ゴールデンロック (チャイティーヨパゴダ) 正面入り口 ここで靴を脱いで、これより先は裸足で歩く ![]() |
第3ゴールデンロック 直下の広場で女性からニーハォと挨拶されるが、 日本人だと言うとすかさず ”こんにちわ” と変わった。 色が白かったからチャイニーズ系シンガポーリアンの観光客であろう。 |
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点でしか下の岩と接していない、何時転がり落ちてもおかしくない岩だが、 岩上のパゴダに収められているお釈迦様の遺髪が絶妙のバランスを 保っているので落ちないのだそうです。 |
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竹串にお札を挟んで岩の下に入れ、係りのおじさんが肩で力一杯岩を押すと 岩が少しづつ動き始め、竹串のたわみ方が変わってくる。 竹串など使わないでも、石が動いているのは十分にわかるョ。 石の動きに合わせて何回も押していると動きは更に大きくなる。 私にも石を押して見ろと言われるが、本気で押してミャンマーの大切な 観光資源を落としてお釈迦様の怒りを買っては大変なので止めておく。 ちなみに、女性はこの石に触ることは出来ません。 |
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山頂の寺院に入ると、人形が人形を、失礼、仏像が仏像を拝んでいる変な部屋があった。 正面の黒板様のボードには3つのゴールデンロックが描かれている。 |
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ポッパ山でみたナッツの神様がここにもいました。 相変わらずタバコは止められないと見える。 |
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山頂には中級ホテルや安ゲストハウスがあり、ダンプカーの終点から これらの宿に荷物を届けるボッカさんがおります。 彼らは1日何往復するのであろうか。 |
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| 帰りも同じ道を引き返しヤテタウンの村に戻る。 ダンプカーが未だ来ていないので、休憩所で休む。 大振りの卵が置いてあるので、何かと聞いてみるとアヒルの卵らしい。 アヒルの卵で卵焼きを作って貰う、卵は卵です、普段食べている味と変わらなかった。 ジュースや水も飲んだが、ここでの金額は町の3倍くらい取られました。 あの急坂を運び上げてくるのだからやむを得ないのかな。 帰りのタクシーはドイツ人夫妻がいないので私1人でバゴーに戻って来た。 |
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