高麗・李朝の器物の展示
今回 『静かな朝の国の器物たち』と題して、高麗・李朝と其の他の器物をご紹介させて頂きます。
両朝の長い歴史の過程で一般庶民の生活の中で、使い込まれた器物たちは、味わいを添え其れなり
に傷ついた姿で後世に渡つて来ました。
 それらの物たちを更なる後世に引き継ぐために、精魂を込めて修復し復元した物も中には有りますが、
きっと収集家の皆様の心を和ませ,癒してくれる事でしょう。
                              出品商品
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NO1 青白磁大皿  
 三枚の蓮の葉が描かれた蓮池は極楽
浄土を表し,蓮池に草魚が泳いでいる。
稚拙とも見える絵は李朝の庶民達の生
活が感じられる。李朝の大皿は珍しい。
      
NO2 青磁大皿
 陽刻された多弁の菊座の絵が浮きでた
模様となって描かれ、輪には古い漆直し
に模様が描かれて居る。朝鮮の皿で此
れだけ大皿は珍しい。輪にアタリ直し有り。

     
NO3 青磁宝雲文水滴
 超大型水滴は幼児の頭より大きく,用
途・使用法は不明である。注口は焼成
時に窯内で欠落した物を復元した。ア
タリ・ニュウ無し
    
NO4 白磁ムクゲ文辰砂水注
 この水注は把手は竹を形どり、注口も節だつ竹を模し、蓋の紐は栗鼠の形をして、周囲を辰砂で描かれて居る。 水注の胴には2個所に朝鮮の国花の「ムクゲ」の花が描かれ、花弁を辰砂で彩色され、1箇所の花は部分的に黄金色に発色している。水注口の中端で折れたのを共直ししてある。他に傷等なし
 


  
      
NO5 染付花鳥蝶文瓶
 岩上に木、根元に花、池には蓮が咲き
鳥と蝶が舞っている朝鮮の儒教の文様
喜びと慈愛を表す図柄である。1対(2本
)で状態は最上完品、明治時代製箱付
              保護用被覆付き
      
NO6 李朝白磁瓶
 下蕪形・無紋の白磁瓶、肌色状態良し
 傷等無し 完品


    
NO7 染付仏手柑文壷
 李朝の村落の面影が今も残っている
、安東郡河回村の人の良さそうな夫婦の
藁葺き小屋の床に、傷つき転がって居
たのを譲りけ、口周りを補修し銀繕いを
施して有る。
      
NO8 白磁染付菊花文壷
 図柄は良く見受けられる菊文で、分院
時代の物で有り、ひび割れ個所は雨漏り
模様となっている。

        
NO9 白磁染付寿文壷
 白磁の壷は時代が古く、使い込まれて小さな氷裂模様の貫入が綺麗に出ている。口周りに二ュウが有る。


  
NO10 白磁広口壷
 白磁無文壷の口が広い壷で、通常壷より肉厚がやや薄手に造られ手いる。     肌色良し 傷等なし               

 
             
NO11 飴釉十角面取壷
飴釉が掛かった十角面取りの容器で有る。口と肩に掛けて三角形の割れ直し有り。蓋無し


      

NO12 青磁絵高麗油壺
 この絵高麗油壺は川一筋橋一本向
 が北朝鮮の中国延辺朝鮮自治区の
 骨董店で求めた、北朝鮮流出品。
 口周りホッ直し有り、ニュウ無し
            
NO13 高麗青磁菊文盃
 青磁菊文が陽刻された盃で、北朝
 鮮流出品.割れ継ぎ。
 写真は李朝時代にタイムスリップした
 ような河回村の農家
          
NO14 絵高麗瓶
この瓶は知人が先祖の墓を造る際、発掘された。胴の両面に鉄釉で絵が描かれ、その植物は朝鮮特産の人参
の葉と言われ、首は復元し銀直をしてある。

   発掘時、生前使用していた「スプン」が
 瓶の口に差し込まれていた。
NO15 高麗青磁象嵌鉢
 この青磁鉢は、白象嵌で内部に石榴文
が四箇所、外部に二本の帯び上下に、二
重丸文の中に菊花が四箇所描かれてい
る。口周りホッ二箇所直し、ニュウなし
  
NO16 白磁碗
 この白磁は茶道の師匠愛用品、使い込
まれ胎土の赤が底の表面に染み出て奇
麗、高台小ホッ有り、ニュウ無し

  
NO17 白磁碗
 この白磁は肉厚やや薄手作り、ニュウ一箇所有り、ホッ無し


  
NO18 白磁碗
 この白磁碗は形から察して、飯茶碗に
使われたのかも知れない。肉厚やや厚
手に出来ている。完品 李朝末期

   
NO19 白磁杯托
 この白磁杯托は盃を載せる台で底が付けられている。完品


   
NO20 青磁象嵌扁瓶
 青磁白象嵌の扁壷に造られたが、白嵌された部分が馴染まなかったのか?出来そこないとなった。当時の製作方法を知るのに参考に成る。割れニュウなし
    
NO21 銅乾漆広口瓶
 高麗青磁広口瓶に姿形は酷似して、胴は銅板製で首・広い口も銅板製だが、2つを繋ぐ肩は乾漆製で有る。この手の瓶は他に見た事が無い。1部漆剥がれ有り、高麗時代
          
NO22 新羅土器油壷
 新羅土器独特のボテッとした姿形に造ら
れ、口が欠落して居たものを、後世に呼
継ぎしたもの。割れ継ぎ有り


        
NO23 黒斑文木瓜形盤
 横木瓜形で薄青地に黒い大きい斑有り
肉厚は極厚で、古い時代に真半分の割
れ直しが有る。釉薬の状態から会寧窯
と極似して、低い台の内に契丹(または女
真)文字が刻まれている。飾り台付

     
NO24 新羅土器俵壷
 新羅の素恵器で、胴の上に口・胴の下
に高台が付いている。姿が俵に似ている
所から、俵壷と呼ばれている。割れ直し
有り。
   
NO25 新羅土器油壷
 新羅土器独特のボテッとした姿形に造ら
れ、口が欠落して居たものを、後世に呼
継ぎしたもの。割れ継ぎ有り

      

NO26 白磁祭器
 この祭器は、皿の表面に重ね焼きな目跡が有り、完品、状態良好


      
NO27 白磁祭器
 この祭器は皿の表面に重ね焼きの目跡が無い。他の祭器に比べて上手である。
                      完品    

 
NO28 白磁祭器
 この祭器は、皿を支える高台は小さく六角に出来ている。重ね焼きの跡なし、完品良好


   
      

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