長門峡(ちょうもんきょう)は、深い淵(ふち)となったり、浅瀬(あさせ)となったり、あるいは小さな滝となって流れていく水がつくりだした美しい渓谷(けいこく)です。この長門峡の中ほどの淵は、その水底に竜宮があるとの言い伝えから、竜宮淵(りゅうぐうぶち)と呼ばれておりました。
さて、昔々長門峡のそばに、一人の猟師(りょうし)が年老いた母親と住んでおりました。
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