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悠 悠   −NO.29−   97.5.23(金)
昨日は学校を出たのが10時近かった。 陽(ひ)が長くなった割に,明るい時に帰れない。
最近生徒指導は忙しい!                                                                                      

ある研究会で配られた資料の中に、西濃地区の○○高校の卒業生のSさんの次のような手記が紹介された。

学校の誇りとは何か?--卒業するにあたって--
「みじめな思いから自信を持つまで」

希望と不安で胸ふくらませ、この学校に入学してはや三年が過ぎた。絶対にこの学校の星になるんだ。もちろん、ハンドボールにおいて。まあ、ハンドをやるためにこの学校に来たようなものだったんだけど、現実は違っていた。

白い目で見られ、惨めな思いをし
三年間、思えばあまりに沢山のことを経験してきた。それらは全て自分のためになるだろうと思う。寮生活、部活動でのトラブル、実習、友達との大切さ…,正直な話、私はこの学校の名前を恥かしく思っていた。クラスの大半の子が同じ気持ちだと思う。何度も他校の者にバカにされてきた。大垣の町を歩いていると、「ワア!どんくさ、 ○○校やがね」とか「○○が歩いとるぞ」なんてことを言われてきた。白い目で見られて、本当にみじめな思いをしたものだ。「あんた、どこの高校」と聞かれても、はっきりと答える勇気がなかった。今から思えばアホらしいことだ。何でハッキリ答えることが出来なかったのかと、自分が情けなくなる。

今では胸はって自信を持って歩ける
卒業を前にしてやっとこの学校の良さが分かってきたように思う。私は他校では経験できないことも経験してきた。それは何よりも、人間らしい伸び伸びした生活が出来たと思う。だから,今ではもう自信を持って答えれる。それに堂々と大垣の町を歩くことが出来る。ハボタンの栽培に関することだったら何でも聞いてみな。どんなことでも答えることができるんだから…ほぼ半年ハボタンとにらめっこしてきた ことも今では色々な面で勉強になった

今後の人生に役立つかけがえのない三年間
ハンドしか能がなく、何一つとして自信の持てなかった私に、これだけの大きな自信を付けさせてくれたのもこの学校だ。私は人生のほんの三年間という短い期間に、これから生きていく為に必要なことを身を持って教えられたと思う。○○高校、私は今、この学校に感謝している。(S.Kさん)

様々な思いで青春の三年間を過ごす君たち・・・・君たちにとって母校とは、この学校は何ですか。このことだったらまかしておいてと自信を持って言える、あなたにとっての「ハボタン」はありますか。「これだけは他校の生徒に負けない」と自信を持って言える何かがありますか。無ければ求めていますか。つかもうと努力しているでし ょうか。胸を膨らませて登校坂を登ってきた君達、桜吹雪も二度見てきました……。昨日の放課後のSHRの放送から,自分の通っている母校に誇りをもてなくするような行為をする人の存在に胸を痛めたのは,わたしだけではないと思います……。

 

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