新日ハウジングと家を造るということ
新築・基礎工事 ゆがみのないガレージハウスのための重要ポイントとは |
今回の基礎は、立ち上がりH=900mmと通常の2倍もの高さとしました。(設計GLの関係による ※設計GLとは、建物をたてる基点となる高さを設計GLといいます。GLとはグランドラインの略です。)従ってこのK様のガレージハウスでも特に配筋チェックとコンクリートの鉄筋へのかぶり厚さには注意して監理をします。配筋工事が完了し立ち上がりの型枠を、いま組み立て中です。 |
型枠の上から鉄筋を見た写真です。上・下端筋は、径13mm。縦筋、径10mmの異径鉄筋を使用しています。強度としては充分なスペックです。すべてJIOの仕様を充分満たしてもいます。
話はチョットそれますが、昔は、鉄筋を入れない基礎もたくさんあったそうです。(震災被害を考えると恐ろしいですが、当時セメント自体に強度神話があったのだと思います) |
型枠工事が、完了したら型枠の曲がりを補正してまっすぐにします。ここが基礎工事の重要ポイントです。不十分な工事ですと、ゆがんだ基礎が、出来上がります。すると、ゆがんだ家が出来上がります。(物事の基本は、やはり基礎、土台が重要という事です。)どんなに強固な構造体を積み重ねても、基礎、土台がしっかりしていなければ、簡単に崩壊するということです。私たち新日ハウジングは少しのゆがみも見落としません。 |