USS.ジュニアス 
− クルーファイル NO.04 −


 保安部クルー 

保安部クルー
イラスト:伊集院薫 様

 保安部長 ケン <少佐●●> (35歳:男性:地球出身)

 性格はいたって温和であるが、個性的な保安部員をキッチリと仕切る頼れる保安部長。
 結婚歴があるが現在独身。子供が一人いる。
 艦隊での任務が趣味と言えるような生活で、いつも休み無く働いて家族を省みず、その為にジュニアス乗艦前に離婚している。
 本当?の趣味と言えば、1980〜90年代に地球で流行したハードボイルド小説の中に自分を置き、ホロデッキでその役を演じる事など。
 ジュニアス就役後、約半年で次の任務のため艦を離れることになる。


● 保安部員 ラン=ビウス・マリウス <大尉●●> (25歳:女性:リガル=ハーン出身)

 生真面目なところがあり、人見知りもするシャイな性格。
 元は優秀な戦略士官として最前線での任務にあたっていたが、戦災で苦しむ一般市民の姿に直面してショックを受けてしまう。自分の無知と非力さを悟って部署変更を志願。今回ジュニアスへ配属される。
 現在は保安部のサブ・チーフとして、全力で任務にあたっている。歴史書と法律書に夢中。
 母星に12歳年下の婚約者(王子!)が密かにいるらしいが、クルーのほとんどは知らされていない。
 名前は、「ラン」が姓、「ビウス」 は一族(祖先)の名、「マリウス」が、名。


● 保安部員 アキヒコ・コーダ <中尉> (25歳:男性:ガンジツ出身)

 保安部員の割りに以外と弱気なところがある。曲がったことが大嫌いで、やり始めたことは最後までやる性格。
 曾祖父がヒカル・スールーと同期生だったらしい。家族は父ロジャー・ボング、母マキ・コーダ、姉サユラ・イージス、義兄イオス・イージスがいる。
 幼い頃から剣術を習っており、多少自信がある。
 趣味はフルートを吹くことや音楽鑑賞、映画鑑賞など。父の仕事を見て育ったので多少のメカ知識もある。
 好きな女性のタイプは性格が明るい子であればこだわらない(でもかわいい子の方がいい)。
 身体の中にはセンサーでは探知できない生命体がいる。勿論アキヒコも知らない。
 アカデミー卒業後、USSキュウシュウに乗艦。…だが、ボーグとの戦いで艦を失う。その後しばらくは地上勤務。
 中尉に昇進と同時にアカデミーの教官の任務に就くき、その時の上官の推薦で就役するジュニアスに配属される。


● 保安部員 ダーク・サージョン <中尉> (年齢不明:男性?:ファナンゲ出身)

 種族名はファナンゲ。種族全体が一個体という生物らしいが、まだ詳しいことはわかっていない。
 本人いわく、ファナンゲは超重力の混沌の中からわいてくる繊維状生物で、空間に存在する原子にまとわりつけて人間型を構成している。気合いが抜けると原型がみょくみょくと崩れ出す。寝てたら半分砂になってるコトもあるらしい…。
 崩れると困る事情があるときは、生きた人間から血を吸ってDNAトレースすることが出来る。
 地球人の姿になっているときは、感覚も地球人と同じになっている。そのため一度小指をカドにヒットさせた時、初めてのショックに絶叫したとか…。(肉体的なダメージにはならないが、精神的に大ダメージだったらしい)
 実体が固定されてないので、ある意味で不死身。でも攻撃されると痛いらしい。
 最近ハマっているのは、体を位相変換してコンソールパネルから首だけ出して操作中のクルーを驚かせること。
 (ケン少佐に怒られてからは、非番のクルーを狙っている…)
 熱烈な武器マニアで、同じ趣味?のカオル・イジュウイン中尉と仲がよい。
 フェイザー以外にも、実弾発射式拳銃をこっそり持っている。弾はアニストから買っているとか。


● 保安部員 ベル・ブランチ <中尉> (27歳:女性:ルピナス出身)

 日系ルピナス人の女性で、士官学校に入る直前までルピナス星で植物学者を目指していた。
 艦隊士官を志望した動機は、父の死を契機に外への好奇心とデータ少佐への憧れがあったため。
 髪は黒で人工のソバージュをかけており肩ぐらいの長さにしている。目も黒に近い。
 性格はルピナス人らしく穏やかで、博愛的平和主義の面を有する。…が、日系ルピナス一世でもあった父の遺伝なのか内と外との激しい二面性を持ち、時に近親者に危害が及ぶ事態になった時、夜叉のようになってしまうこともあるらしい…。
 趣味は知識欲を満たすことで、美術鑑賞、園芸、料理、琴など。
 特技は格闘技、剣術。アカデミー入学直前に起きたルピナス星での宇宙海賊襲来の折に重要な働きをし、妹と共に叙勲を受け取っているほど。


● 保安部員 ロヒカ・タトゥーイ <少尉> (20歳:男性:地球出身)

 アカデミーを卒業後、USS.アクシオンに配属されていたが、「ネイナス事件」で艦を失っている。
 その後、ベン・ライル提督の計らいでジュニアスの保安部へ配属される。
 まだまだ士官としては半人前で多少短気なところがあり、同時に心配症でもある。
 艦隊へ入るのがずっと夢だったこともあり、立派な士官を目指している。
 暇がある時は基地のホロデッキで遊んでいる。


● 保安部員 イア・タキア <少尉> (20歳・女性・ベイジョー出身)

 さばさばした性格で、思ったことをすぐに口に出すので誤解されやすい。いつも不機嫌そうな顔をしているが、実際には他人に気を使うタイプで感情をあまり出さない。
 幼い頃に両親をカーデシア人に殺され、姉アティカ(6歳年上)と共に連邦植民星アトラスに母の友人を頼って移住した過去がある。
 その後、艦隊アカデミーに入学。
 思わぬことにタキアが18歳の時、最愛の姉がマキの一員となり自分の前から消えてしまう…。そのため、何とか姉に再会してマキを止めさせたい…と思っている。
 趣味は歌うこと。犬やアイスクリームも大好き。辛いものも大好き。
 ジュニアスのクルーで、ミロク・H・フォードとユキ・カムラとは親友である。



● 保安部員 イルナ・キル=タルカ <候補生> (17歳・――・アリア出身)

 近年、惑星連邦に加盟したMクラスの惑星「アリア」の大使の子。
 16歳の時に両親の反対を押し切って艦隊アカデミーに入学した。(現在は和解している)
 宇宙考古学に興味がある。性格は楽天的。ハッキリ言って明るい。さばさばとした男のような性格だが、酒を飲むと妙に女らしくなり色気が出る?
 彼女の種族は生まれたときは両性体で、20歳前後に性別が男性か女性に分かれる。そのため現在は未分化の状態。
 実は同じ保安部のイア・タキアと交際中であり、すでに就役時には公然の秘密となっていた。
 約3年後、男性・女性どちらになるか不明であるが、イア・タキア少尉とつき合いを始めたため、もしかしたら男になる可能性が高くなったのでは…と、仲間内の話題になっている。
 髪にメッシュがあるのも種族の特徴。眼は緑色。髪は白っぽい水色(白銀)でメッシュは青。怒ると青のメッシュが赤に変化する。
 クリンゴンのオペラが好きで、趣味は歌うこと。(誰かさんと一緒 (^_^;;))
 父の名「ケレール」、母の名「アイビス」である。



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