いちごの宝石 / りぼん2001年11月号
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水沢めぐみ
勢いで柊也(しゅうや)くんに告白してしまった鈴ちゃん、鈴ちゃんはこういうことが
一番苦手なタイプに思えますから、ちょっと意外に思えますが、委員会のポスターを
描いていた紙に「片桐くん大好き…」「かたぎりしゅうや…」とか書いちゃってたのを
おもいっきり本人に見られてしまったのですから(りぼん2001年10月号・P.81)
退路を絶たれたので、その場を切りぬけるために告白せざるを得なかったのでしょうね。
結果はダメでしたが、こんなことでもなかったら鈴ちゃんが柊也くんに面と向かって
告白するなんていうことは間違ってもできなかったでしょうから、まぁこれでよかった
のかもしれませんね、断られた本人してみればたまったものではないですが。
しかし、鈴ちゃんが勢いにのって告白してしまったのを鈴ちゃんと同じく柊也くんの
ことが好きなみのりちゃんに見られてしまったのですから、なんとなく気まずい感じで
すよねー
【みのりちゃんに呼び出しを食らった鈴ちゃん!】
これからしばらくの間はみのりちゃんと会いずらい感じになってしまったのですが
なんと鈴ちゃんは、みのりちゃんに呼び出されてしまいました。普通恋のライバル関係
にある子に学校で呼び出されるという場合は殴る蹴るの暴行を受けたり、言葉に
よるいじめを受けるというのが定番ですが(笑)
「苑田(そのだ)さんっ ちょっといいかなあ?」って笑顔でみのりちゃんは鈴ちゃんに
話かけてるけど(P.379より)、満面の笑みがかえって怖いです・・・・・・
しかし、何をみのりちゃんは鈴ちゃんに話すのかと思ったら「フェフプレイでいこうね!!」
って握手なんか求めちゃったりして、なんだかいい人すぎる〜 まずこんないい女の子は
そうざらにはいないでしょう。憎しみあったりするのが嫌らしいのですが、もし実際に
こんな子がいたら人気でそう。
【ふられた理由を聞き出すみのりちゃん】
「あたしやっぱり片桐のこと好きだから 片桐の好きなタイプの女の子になれるように
努力してみたいの!!」(P.383の1コマ目)
男の子の立場からすればふった女の子にここまで迫られるっていうのはどうなんで
しょうね? 好みのタイプの娘だったら結局OKしちゃいそうですが、どうも苦手な
タイプの子だったりしたらわざと無理な条件をつきつけるかもしれません。
※ちなみに柊也くんが提示した条件は…↓
「モデルさんみたいにキレイでちょっと気の強い子だって」(P.390の6コマ目)
この条件はどうなのかな〜 あしらうためにわざと高い条件ふっかけたの?
それとも本当にそういう娘が好きなの??? この後明らかになった真の柊也
くんの姿から想像するとどうやらあしらうためにわざと高い条件を提示(ていじ)
された可能性が高いです。
【みのり&鈴の”強行偵察隊”】
なんだか鈴ちゃんの柊也くんに対する告白をみのりちゃんに目撃されて以来
鈴ちゃんとみのりちゃんは仲良くなってしまいましたが、日曜日の朝みのりちゃん
に呼び出されて柊也くんが前の学校の友達と会っている現場で偵察活動を
共同で行う羽目に。みのりちゃんの「フェアプレイでいこうね!!」って本当
だったようです、街で偶然柊也くんを見つけたからってわざわざ鈴ちゃんに
電話をして呼びつけるなんて、普通そこまでやらないでしょう☆ だって本来
なら柊也くんの情報をみのりちゃんは一人占めにできるはずです。それなのに
”敵に塩を送る”ようなことをわざわざするとは。
なんだかみのりちゃんと鈴ちゃん、鈴ちゃんの柊也くんへの告白事件以降仲良く
なったみたいですね。
【柊也くんの本当の姿】
どうやら柊也くんの学校でクールに見えたのは人見知りだったようですね、前の
学校の友達と大笑いしたりしてとても楽しそうにしゃべってますが、そりゃ一日中
あんなに無口だったらまいっちゃいますよね。
前の学校の友達が「おまえこそ全然変わんないじゃん」(P.396の2コマ目)って
言ってますから、柊也くんのもともとの性格はおしゃべりでとっても楽しい人の
ようですね、表情も全然明るい感じですし。
もしかしたら学校で今通っている学校であまりにクールな感じがうけてしまったので
クールな男の子というキャラクターを演じ続ける羽目になってしまっていたのかも
しれません。だとすると疲れていただろうな〜
クールな姿は本来の自分ではないのですから、そんな本来の自分ではない
「片桐柊也」に対して告白してくる女の子にOKを出さなかったのは納得が
いきます。
※いちごパフェについて
「好きなんだからいいだろっ」(P.398の3コマ目)
やはり柊也くんはいちごが好きだったようですね、鈴ちゃんが最初に柊也くんが
おいしそうにいちごのショートケーキを食べていたのを見て素直に好きなんだと
思ったのは当たっていたようです。
だとすると鈴ちゃんが一生懸命手作りのいちごのショートケーキを作ってあげれば
柊也くんの心をつかむことができるかもしれませんね。なんだか前回のお話を見ると
けっこう大変そうだけど、努力の跡が見える出来具合だったらきっと柊也くんも
満足するでしょう☆
【柊也くんの真の姿を見た後の反応】
<みのりちゃん>
「なんか……一気に冷めちゃったよね……」(P.401の1コマ目)
<鈴ちゃん>
「そ…そうかな あたしは逆に いいと思ったんだけどな」(P.401の2コマ目)
鈴ちゃんはリラックスしている時の柊也くんの表情のほうが学校での
クールに感じの時より好きなのですね、本来の柊也くんの姿をより一層
好きになったようですから、みのりちゃんより柊也くんのことを好きであると
いえるでしょう。
これで鈴ちゃんのライバルは一人消えましたが、鈴ちゃんはお世辞にも気が強い
とはいえないので、上手く柊也くんに自分の気持ちを伝えることができるので
しょうか? なにしろ柊也くんは自分の本来の姿を見てみのりちゃんや鈴ちゃんは
がっかりしたと思っているのですから、それを打ち消すのは大変そうです。
でも、おそらくめぐタンはやさしいのでたぶん鈴ちゃんがちゃんと柊也くんと
くっつけるようにお話を描いてくれることでしょう♪
はじまったばかりの「いちごの宝石」ですが、来月で終わりですね。めぐタンが
今度いつりぼん本誌に戻ってこれるかどうか分かりませんが、一つ位古き良き
時代を思い出させてくれるこてこての少女まんががあってもいいと思うので
めぐタンには今後とも健闘してほしいものです。
あたしはバンビ / りぼん2001年11月号
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槙ようこ
・未波(みなみ)は泉のことがまだ好き
未波が泉と別れたのは決して泉のことを嫌いになった訳でもなければけんかを
した訳でもなかったのですね、麻衣ちゃんに劣らず未波もけっこう大変な中学時代
を過ごしていたことが明らかにされたのですが(P.74〜89)周りの人の
影響によって好きな人と会うこともままならないなんて理不尽としかいいようが
ありません。
そんな過去があるのに、りぼん2001年9月号で未波は登場してから
明るくふるまってますが、ココロの中はけっこう鬱(うつ)だったのでしょうね。かなり
がまんをしていたのでしょうが麻衣ちゃんに対して「がんばれ」ってはっきり言って
ますね(りぼん2001年10月号・P.20の5コマ目)。
やはり、泉が麻衣ちゃんにやさしくしてくれていたのは同情が背景にあったようです
未波が不当な圧力を泉のことが好きな別の女から受けていたのに事実上何も
保護できずに「泉なんか好きになるんじゃなかった…っ」(P.89の1コマ目)とまで
言わせてしまったのですが、これはまぁ未波が泉に事情を話していなかったから
泉には責任はほとんどないはずなのですが、心の底ではやはり気になっていたのか
その後に知り合った麻衣ちゃんが中学生の頃さえない生活を送っていたのを知った
泉は麻衣ちゃんのことを守ってあげたいと思ったのかもしれませんね。
・結局泉は未波のもとへ
麻衣ちゃんに背中をおもいっきり押された未波は泉に告白、麻衣ちゃんに
「あたし大丈夫だから」(P.96の2コマ目)って言われた泉は未波のもとへ
行ってしまいましたから、順調にいけばふたたびカップルとして再生できそうです。
なんだか泉のことが好きな麻衣ちゃんがライバルともいえる未波と泉との仲の
修復を取り持つ形になりましたが、なんという皮肉な話でしょう。
好きでもない女の子と同情だけでつきあっていても泉はつらいだけですし
いずれはぎくしゃくし始めるのは目に見えてますから、今回の結果は麻衣ちゃんに
とっても歓迎すべきでしょう、情けをかけられて無理やり彼氏になってくれても
あまりうれしくないかも… っていう感じですし。
・麻衣ちゃんは同じ境遇の八重蔵(やえぞう)とくっつく?
…のでしょうかね? 思い出してみれば泉の問題を話し合うため麻衣ちゃんは
けっこう八重蔵と仲良くしゃべってますし、今回のお話のおしまいのシーンで2人は
しっかり手をつないでますし…
今までの話を振りかえってみても泉と話しているシーンより八重蔵と話している
シーンのほうが多いですし、なんだか麻衣ちゃんは泉より八重蔵のほうが性格的
にも合いそうな気がする。
この後第三の男の子が登場するとも考えにくいですから、やはり麻衣&八重蔵
カップルの誕生???
めだかの学校 / りぼん2001年11月号
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森ゆきえ
これまでお話の舞台のほとんどが学校の中でしたけと、田中先生と黒仏くんの
バンド活動「魚雷13」の展開次第では校外での場面が増えるのかも? 黒仏くん
てっきりすぐいなくなるキャラかと思ってたのですが、この調子だとレギュラーの位置に
納まりそうです。
めだかちゃんは田中先生の手によって無理やりバンドに加入させられてしまい
ましたが、浅瀬先生の薬を使うのはためらっていますから(P.67)がまんするしか
ないでしょうね。
田中先生によって生活を大きく変えられてしまいそうなめだかちゃん、転校でも
しない限りヘンなことばかりやらされ続けることでしょう。めだかちゃんの性格からして
強引でも拒否するということはできないでしょうし。
それにいくら拒否したところで田中先生は聞く耳をもたないでしょうから、まぁ
ようするにずーっとこのままということで(笑)