りぼん1999年12月号






まろんがふたたびジャンヌにへんしん! / 神風怪盗ジャンヌ






 先月号でマンションから落ちてしまったまろん、最後のほうのページで得たいの
知れないところにまろんとノインはとばされたことが明らかにされましたが、果たして
まろんはどうなってしまったのでしょうか???



「・・・どうやら私達は15世紀ヨーロッパにタイムスリップしてしまったようですね」

 先月号にジャンヌダルクと思われる人が登場していましたが、タイムスリップ
していたのですね! でも15世紀といっても100年の幅がありますが果たして
まろんとノインはどこに飛ばされたのでしょうか。



「司教! ついに明日ジャンヌの処刑(しょけい)ですな」

 なんとまろんたちが飛ばされたのはジャンヌダルクが殺される前の日!
ぐうぜんとはおそろしいですが、前の日に飛ばされたのならなぜジャンヌダルクが
死刑になったのかわかるかもしれませんねー



「なんっって卑怯(ひきょう)なやつらなのー 自分達が戦争で勝利するために
無実のジャンヌを殺すですってーっ」

 ジャンヌダルクは無実なのに殺されてしまうのですね、なんともひどい話
ですから生まれ変わりのまろんが怒るのも当然ですね。



「なんということだ 司教とその弟子2人ともに悪魔がついている」

 どうやら悪魔のせいでジャンヌダルクは死刑になってしまうようですね、それなら
悪魔を封印すれば解決するかもしれませんが、たしかまろんは・・・



「そ・・・そっか 私もうジャンヌになれないんだっけ・・・」

 まろんは残念ながらジャンヌに変身できません・・・ 悪魔を封印すれば
もしかしたらジャンヌダルクを助けることができるかもしれないのに・・・
しかしここでノインが名案?を



「時をみてジャンヌほ解放するのです 彼女にも悪魔を封印する力があるの
ですから」 

 なるほどー ジャンヌダルクを解放してジャンヌダルク本人に悪魔を開放して
もらえばうまくいくかもしれませんね。ん?まろんはジャンヌダルクの生まれ変わり
ですよね、死ぬはずのジャンヌダルクが生きつづけるとなると歴史が変わって
しまいますが、そうなったら・・・



「歴史をかえてしまったらあなたの存在も消えてしまうかもしれないのですよ?」

 ノインはまろんが消えてしまうかもしれないことに気づいていますね、普通こういう
ことを知ったらおそろしくなるものなのですが、これを聞いたまろんは・・・



「かまわないわ いやなのよ これ以上私の前で人が死ぬのは」

 うううっ・・・まろん そこまで自分を犠牲(ぎせい)にするとは・・・



「ジャンヌを殺せ! 殺せぇっ」

 そして死刑当日、まろんはジャンヌダルクを助けるべく一気にジャンヌダルクの
ところへ向かいます、どうやらまろんのすがたはほかの人には見えないようです
から助けるときはほかの人に見つかる心配はありませんね。



 ジャンヌダルクの所に無事についたまろん、これでジャンヌダルクを助け出して
ジャンヌダルク本人に悪魔を封印してもらえばうまくいくのですが、ジャンヌダルク
本人から思わぬ言葉が!!!



「純潔(じゅんけつ)を奪われてしまった 司教と同じく悪魔のついた看守
(かんしゅ)にな」

 なんと! ジャンヌダルクは男の人に抱かれてしまったのですでに悪魔を
封印する力を失ってたのですね・・・ たしかによくよく考えたら力を持って
いたら自分でとっくにやってますね。



 普通ならあきらめてしまうところですが、まろんはあきらめませんでした!



「ジャンヌ信じて! 男の人に抱かれたら純潔じゃないなんて誰が決めたの!?
その人の心が気高(けだか)きままなら永遠に純潔よ! 見ず知らずの神様を
そこまで信じられるなら自分を信じることもできるでしょう!?」

 無理かもしれないけれどまろんは最後までなんとかしようと必死になって
います、そんなまろんをみたジャンヌダルクは・・・



「力を放出するのはやめた おまえに私の持つ力のすべてをやろう
おまえが封印しておくれ」「・・・・・・ 変身できた・・・」

 ジャンヌダルクは最後に残っていた力をまろんに与え、炎につつまれて
いきます・・・ しかしこのおかげでまろんは再びジャンヌに変身することが
できました!!!

 この後の話の展開が楽しみですね。






いきなり話が急展開!!! / ねりんぐプロジェクト






 前回まぐろり小学校が遥(はるか)によって火事になってしまいました、ねねは
遥につかまったままです。



「え・・・ 今のは」「ねねが作った動物たちだ!」

 炎につつまれている校舎にねねが作ったねん土の動物たちが突入して
いきます! 助けにいくのでしょうが、果たして作戦は成功するのかっ???



「よく無事でー!!」「みんなが遥くんとねね 包んで守ってくれたから」

 ねん土の動物たちはみずから犠牲(ぎせい)になって二人を守りました
しかしそのため、ねん土の動物たちは焼き物のように硬くなってこなごなに
くだけちってしまいました・・・



「ねん土だから水につけたらもとにもどってきたのー」

 おおおっ!? 焼き物のように焼かれて硬くなったのって水につけたら
戻ったっけ???



 しかし謎なのがなんで哲郎は遥を使ってねねを壊そうとしているのかという
点ですね、遥もこのことは気になったようなので哲郎に聞いたのですが
その理由はなんと!



「ふーん それ博士の好きな女?」
「じつはその女が美土屋涼(みつちや りょう)を好きで涼がにくたらしいけど
直接手を出すと女が悲しむからねねにやつあたりとか」「うわーっ 大当たりー!!」 

 とてもくだらない理由ですが、人間が考えることなんてあんがいこんなものかも
しれませんよ!



「悪いけど オレこの町出てくね」

 しかし遥にしてみれば、こんなくだらないとに付き合わされているのはいや
ですから出て行くのは当然でしょうね。



「あのねっ みんなで学校立て直そうってことになったの ねねがいればねん土で
作れるから!」

 んんん??? たしかさっき水につけたらねん土もとに戻ってましたね・・・
雨が降ったら校舎はどうなるの??? ねねが作ったら不思議力が働く
からだいじょうぶなのでしょうか。



「オレ あーゆー子好みだよ」

 おいおい! いきなり遥の気持ちがこうなってしまうとは!!!




蘭ちゃんの反省文 / GALS!






「『反省文・1年2組 寿蘭』 先日 私はささいなことから1年4組の群青先生
といさかいになり図らずも群青先生の顔を殴ってしまったことを深く反省して
おります たとえ意見の食い違いからとはいえ人生の先輩であり学問の師である
先生にけがを負わせてしまったということは全くもって私の不徳の致すところであり・・・」

 蘭ちゃんは群青(ぐんじょう)のあまりにひどい態度に怒って群青をなぐってしまい
ました、あれだけ悪態(あくたい)をつかれたら頭にくるのは当たり前で群青にも
今回の事件の責任はあります、が、なぐってしまったのは事実なので蘭ちゃんは
反省文を書くことになりました。

 しかし、反省文を書いてもらう助っ人は蘭ちゃんよりはるかにレベルが高い
人でしたね・・・ もうすこし似たレベルの人に頼めばよかったのに。でも
こっちのほうが話としてはおもしろいですね。




これが校歌??? / めだかの学校






「あやしい人達にかまれた僕ー♪ けどそれから3日間の記憶がないー♪」
「さ・・・さすがアユ先輩・・・ 田中先生のその歌しっかりチェック済み
なんですね・・・」

 田中先生は毎年思いでを歌にしているそうなのですが、その歌をアユ先輩
が歌いながら歩いています、アユ先輩なら田中先生が作っている歌を知っていて
も当然かもしれませんが、アユ先輩がこの歌をしっていた理由はどうもべつ
らしいです。



「っていうかこの歌 校歌だもの」

 ということは卒業式とかのとき、みんなで”あやしい人達に・・・”って
大合唱するのでしょうか??? 




のえる大ピンチ / ミントな僕ら






「おまえがあくまでしらを切るなら実力行使だ 脱がせて写真を撮ってやる」

 のえるが男の子ではないかと気づいた栗栖、なかなか正体を現さないので
ついにのえるを捕まえて正体を暴こうとしてます! 果たしてのえるの運命は?